MS-Japanの評判は?口コミや特徴、活用のメリットから利用法まで

MS-Japanの評判は?口コミや特徴、活用のメリットから利用法まで

専門分野でのキャリアアップを目指す場合、その分野に特化した転職エージェントを活用することは転職活動成功への近道と言えるでしょう。

この記事では、管理部門・士業に特化した「MS-Japan」の評判について、サービスや特徴、口コミなどを解説します。またメリット・デメリット、登録から内定までの流れ、よくある質問なども紹介していきます。

管理部門や士業での転職を考えている方はぜひ参考にしてください。

mokuji目次

  1. MS-Japanについて、運営会社や求人数など
    1. 運営会社やサービス、特徴
    2. 求人数、取引社数など
  2. MS-Japanのサービス・特徴
    1. 管理部門・士業に専門特化している
    2. 資格別で転職情報が調べられる
    3. 専門領域のポータルサイトを複数運営している
  3. MS-Japanの良い評判・口コミ
    1. 良い口コミ:業界に特化している
    2. 良い口コミ:担当者の担当、スキルが高い
    3. 良い口コミ:面接や内定が決まりやすい
  4. MS-Japanの気になる口コミ・評判
  5. MS-Japanのメリットとデメリット
    1. MS-Japan利用のメリット
    2. MS-Japan利用のデメリット
  6. MS-Japanの利用の流れ
    1. Step1:新規会員登録
    2. Step2:キャリアカウンセリング・相談
    3. Step3:求人情報紹介
    4. Step4:選考・面接
    5. Step5:内定・入社
  7. MS-Japanよくある質問
    1. Q1.費用はかかりますか?
    2. Q2.資格がないと登録できないでしょうか?
    3. Q3.登録を断られることはありますか?
    4. Q4.未経験でも専門性の高い業種に転職できますか?
    5. Q5.サポートサービスはありますか?
  8. MS-Japanをうまく活用して理想の転職を目指そう!

MS-Japanについて、運営会社や求人数など

MS-Japanについて、運営会社や求人数など

まず、MS-Japanがどのような転職エージェントなのか、基本的な情報から見ていきましょう。

ここでは、運営会社の概要や提供している具体的なサービス内容、そしてMS-Japanならではの特徴について解説します。

運営会社やサービス、特徴

MS-Japanは、株式会社MS-Japanが運営する転職エージェントです。

同社は1990年4月に人材採用・教育事業として創業し、1995年10月からは管理部門・士業に特化した人材紹介事業を開始。2011年に現在の社名に変更しました。以来、30年以上にわたり、この分野に特化した専門性と豊富な実績を築き上げています。

主なサービスには、転職エージェントサービス「MS Agent」やスカウトサービス「MS Jobs」、総合転職サービス「MS Career」があります。東京証券取引所プライム市場に上場もしている信頼性の高い企業です。

求人数、取引社数など

MS-Japanが保有する求人の総数は1万件以上。

大きな特徴として、取り扱い求人の約90%が一般には公開されない非公開求人である点です。同社だけの独占求人も多く含まれます。

また、ミドル層(30代・40代)向け求人の約63%が年収700万円以上とされており、経験を活かした年収アップを目指す転職も実現しやすい環境といえるでしょう。

MS-Japanのサービス・特徴

MS-Japanのサービス・特徴

MS-Japanは他の転職エージェントとどう違うのでしょうか?ここでは、MS-Japanが提供する独自のサービスとその特徴を深掘りします。

管理部門・士業特化、資格を活かせる求人検索、専門分野の情報サイト運営など、他社にはない強みを見ていきましょう。

管理部門・士業に専門特化している

MS-Japanの最大の強みは、管理部門(経理、人事、法務など)と士業(公認会計士、税理士、弁護士など)の分野に専門特化している点です。1995年からこの領域に注力し30年以上にわたる豊富な経験と実績を持っています。

この専門性により、業界や職種に精通したキャリアアドバイザーが、求職者のスキルや経験に合った質の高い求人紹介と的確なサポートを提供できるのです。

資格別で転職情報が調べられる

MS-JapanのWebサイトでは、保有資格別で求人を効率的に探せる点も特徴です。

サイト上には「資格別の転職情報を調べる」という項目が設けられており、「公認会計士」、「弁護士」、「税理士」などの資格別や「会計事務所・税務スタッフ」といった職種カテゴリー別に、関連性の高い求人情報をピンポイントで検索できます。

これにより、専門性を最大限に活かせる転職先を見つけやすくなっています。

専門領域のポータルサイトを複数運営している

MS-Japanの強みは転職支援に留まらず、専門領域に特化したポータルサイト運営にも及びます。

代表例の一つが、2000年に開設された「KAIKEI FAN」です。

これは会計業界のプロフェッショナルや資格取得を目指す方など、業界に関わる全ての人に向けた総合情報ポータルサイトです。業界動向、求人情報、キャリアプラン設計に役立つ情報が、経験豊富なコンサルタントの解説付きで提供されています。

また、2011年に開設された「LEGAL NET」は、企業法務や弁護士・法律事務所に特化した転職サイト。

2017年にスタートした「Manegy(マネジー)」は、企業の管理部門(Management)に活力(Energy)を与えることを目指し、管理部門担当者と士業をつなぐ日本初のビジネスメディアとして運営されています。

ほかにも、50代以上限定の転職支援サイト「EXPERT SENIOR」や、IPO準備中の企業の経営者や担当者を対象とした専門サイト「IPOPRO」なども展開しています。
会員登録すれば、専門ニュースの閲覧、実務テンプレートのダウンロード、セミナー動画視聴など、業務効率化や知識習得に役立つ多様なコンテンツを利用できます。

MS-Japanの良い評判・口コミ

MS-Japanの良い評判・口コミ

転職エージェントを選ぶ際、実際の利用者の声は重要な判断材料になります。

ここでは、オリコン顧客満足度調査に寄せられたMS-Japanに対する良い評判や口コミを紹介します。

良い口コミ:業界に特化している

MS-Japanの利用者からは、管理部門・士業に専門特化していることを評価する声が寄せられました。
  • 60代以上/男性60代以上/男性

    自分の経歴に合った企業の紹介案件が多かった。

  • 30代/女性30代/女性

    自分が探している業界に特化しているエージェントであったため、希望条件を絞りやすかった点。

  • 50代/男性50代/男性

    独自のクライアントを持っていた。

専門特化ならではの求人の質や独自性が、高い満足度につながっているようです。

良い口コミ:担当者の担当、スキルが高い

良い口コミでは担当者の対応スキルの高さを評価する声もありました。
  • 40代/男性40代/男性

    親身に対応してくれること。

  • 40代/女性40代/女性

    希望の職種を紹介された。

  • 30代/女性30代/女性

    ヒアリングからの提案がプロ目線だった。業界を知り尽くしているからこそだと感じた。

専門特化型のエージェントならではの高いスキル深い知見に対して満足していることがうかがえました。

良い口コミ:面接や内定が決まりやすい

MS-Japanに対するその他の良い口コミとしては、面接や内定の通りやすさを挙げる声も聞かれました。
  • 60代以上/男性60代以上/男性

    すぐに決まった。

  • 30代/女性30代/女性

    面接が決まりやすかった。

選考プロセスがスムーズに進みやすい点も、MS-Japanの良い評判として挙げられています。

これは、MS-Japanが長年培ってきた企業との強固な関係性や、専門分野に特化しているからこその的確なマッチング、質の高い面接対策サポートなどが背景にあるからこその口コミと言えます。

MS-Japanの気になる口コミ・評判

MS-Japanの気になる口コミ・評判

MS-Japanには良い口コミが寄せられている一方で、いくつか気になる点についてのコメントも挙がっています。
  • 30代/女性30代/女性

    ヒアリングがあまりなかった。

  • 40代/女性40代/女性

    選考に時間がかかった。

  • 30代/女性30代/女性

    自分と同じ会計業界に勤めている人には是非ともおすすめしたいが、そうでない人にとっては全く使えないので、人を選ぶかなと思う。

ただし、いずれもタイミングや担当者、求職者の状況に左右される部分が大きく、すべての利用者に当てはまるわけではありません。

実際には「親身に対応してくれる」、「面接が決まりやすかった」といった声も寄せられており、個別の条件や期待値の違いが口コミに影響しているケースもあると考えられます。

転職エージェントを選ぶ際には、こうした意見も参考にしながら、自分自身の希望や状況に照らして、相性の良いサービスを選ぶことが何より重要です。

MS-Japanのメリットとデメリット

MS-Japanのメリットとデメリット

ここまで、MS-Japanの特徴や評判を見てきましたが、どんなサービスにもメリットとデメリットがあります。

ここでは、MS-Japanを利用する上での主なメリットデメリットを紹介します。それらを理解し、自身の状況や希望と照らし合わせることが、最適なエージェント選びにつながります。

MS-Japan利用のメリット

MS-Japanを利用するメリットとして、まずは管理部門(経理・人事・法務など)や士業(公認会計士・弁護士・税理士など)の転職に圧倒的に強い点が挙げられます。

専門分野に特化した求人が豊富で、非公開求人も多数保有しているため、これまでの経験や資格を活かしたキャリアアップ、年収アップを実現しやすい環境です。

ミドル向け求人の約63%年収700万円以上となっており、専門知識を持つアドバイザーによる的確なサポートや年収交渉も期待できるところが魅力です。

MS-Japan利用のデメリット

一方、デメリットとしては、専門性の高さゆえに、管理部門・士業の転職は経験者が有利です。ただし、MS-Japanでは未経験者でも登録が可能ですし、そうした求人も扱っています。

また、特化型であるため、総合型の大手エージェントと比較すると求人の総数は少なくなり、また都市部の求人に集中しがちです。

管理部門・士業以外の職種(例:営業、ITエンジニアなど)の求人はほとんど扱っていないため、幅広い選択肢を求める方には不向きと言えるでしょう。

MS-Japanの利用の流れ

MS-Japan利用の流れ

実際にMS-Japanの転職エージェントサービスを利用する場合、どのようなステップで進むのでしょうか。

ここでは、最初の会員登録から、キャリアカウンセリング、求人紹介、選考・面接を経て、内定・入社に至るまでの一連の流れを解説します。

Step1:新規会員登録

MS-Japanの転職支援サービスの利用は、公式サイトでの「新規会員登録」から始まります。情報収集目的の方もすぐに転職したい方も、まずはこの登録が必要です。

登録は、サイト上の「会員登録」ボタンから申し込みます。1分程度で完了します。

登録することで、転職支援、限定非公開求人の紹介、専門アドバイザーによるサポートなどが得られます。

Step2:キャリアカウンセリング・相談

会員登録後、MS-Japanから電話またはメールで連絡があり、キャリアカウンセリング(面談)の日程を調整します。面談はリモートまたは電話形式で、所要時間は1時間程度です。

面談では、登録情報をもとに、これまでの職務経験やキャリアに関する希望を専任のキャリアアドバイザーが詳しくヒアリングします。

その上で、今後のキャリアプランや具体的な転職プランについて、専門的な視点からアドバイスや求人情報の提供が行われます。

Step3:求人情報紹介

キャリアカウンセリングで共有された希望や経験に基づき、キャリアアドバイザーが最適な求人を紹介します。

MS-Japanが扱う公開求人はもちろん、一般には出回らない非公開求人の中から、利用者の希望に沿ったものが提案されます。

単に求人を提示するだけでなく、アドバイザーが求人内容について詳細を説明し、求人票だけでは分からない企業風土や部署の構成といった内部情報も提供してくれるため、より深く企業を理解した上で応募を検討できます。

Step4:選考・面接

紹介された求人の中から応募したい企業が決まったら、キャリアアドバイザーが応募手続きを進めます。

応募に必要な職務経歴書などの書類は、アドバイザーによる添削サポートを受けることも可能です。書類選考を通過すると、いよいよ面接に進みます。

企業との面接日程の調整はMS-Japanが代行し、選考結果なども随時連絡してくれます。面接前には、あらためて求人内容の詳細説明や、面接対策のアドバイスも受けられます

Step5:内定・入社

最終面接などを経て内定が出たら、入社に向けた最終調整を行います。

給与などの条件面で、個人では直接企業に伝えにくい交渉事も、MS-Japanが代行してくれます。

また、内定承諾後もサポートは続き、現在の会社を円満に退職するためのアドバイスや、新しい会社への入社準備に関する相談にも乗ってもらえます。

疑問や不安があれば、入社までの間、いつでも相談できる体制が整っています。

MS-Japanよくある質問

MS-Japanよくある質問

最後に、MS-Japanを利用の際に寄せられるよくある質問について紹介します。

費用、登録条件、サポート内容などをまとめましたので、参考にしてください。

Q1.費用はかかりますか?

MS-Japanの転職支援サービスは、求職者の方はすべて無料で利用できます。

会員登録からキャリアカウンセリング、求人紹介、選考サポート、内定後のフォローまで、一連のサービスにおいて費用が発生することはありません。安心して相談やサポートを受けましょう。

ただし、MS-Japanのオフィスへ訪問する場合や、企業へ面接に行く際の交通費は自己負担となります。

Q2.資格がないと登録できないでしょうか?

弁護士、公認会計士、税理士など特定の資格がなくても、MS-Japanへの会員登録は可能です。資格の有無にかかわらず登録でき、サービスを利用することができます。

ただし、登録している方の多くは、何らかの関連する実務経験を持っていることが基本的な前提となっているようです。まずは会員登録をして、キャリアアドバイザーに相談してみるのが良いでしょう。

Q3.登録を断られることはありますか?

「登録を断られる」ことについて、MS-JapanのWEBサイトでは登録を断ることはないことを明確に言及しています。

それによると、誰でも登録できるため、会員登録を断ることはないとしています。ただし、管理部門・士業領域に特化した専門エージェントであるため、希望職種が得意としない職種である場合やその他の状況によっては他のサービスを勧めるケースがあるようです。

また、「職歴がない」、「年齢が高い」、「地方希望」などの理由で利用を断ることはないとも明記しており、透明性の高い情報開示に努めている姿勢がうかがえます。

参考:MS-Japan(MS Agent)への登録を断られることはありますか?(外部リンク)

Q4.未経験でも専門性の高い業種に転職できますか?

管理部門や士業は専門性が高い分野であり、経験者が有利なのは事実です。しかし、MS-Japanでは未経験者の登録も歓迎しており、「未経験者歓迎」の求人も扱っています。

実際に、MS-Japan経由で未経験から転職に成功した人も多く、特に20代・30代では約36%が実務未経験での転職とのことですので、諦める必要はありません。

MS-Japanでは、管理部門・士業に特化した30年以上の転職支援実績から蓄積された転職ノウハウで、求人票には掲載されていない応募企業の情報を知っている可能性もあるため、未経験の転職にも強みを持っています。

Q5.サポートサービスはありますか?

MS-Japanでは、「MS Agent」を通じて、キャリアアドバイザーによる手厚い転職サポートサービスを提供しています。

キャリアや希望をヒアリングした上での求人紹介はもちろん、応募書類(職務経歴書など)の添削アドバイスや、面接対策(模擬面接含む)も実施しています。

面談は電話でも可能で、土曜日の相談にも対応しているため、忙しい方でも利用しやすい体制が整っています。

MS-Japanをうまく活用して理想の転職を目指そう!

管理部門・士業の転職に特化したMS-Japanについて、その特徴、評判、メリット・デメリット、活用法などを詳しく解説しました。MS-Japanは、専門性の高い求人や非公開求人が豊富で、経験や資格を活かしたい方には大きな強みとなっています。

自身の経歴や希望を見極め、最適な転職エージェントを選び、理想のキャリア実現を目指しましょう。

なおオリコンでは、転職エージェントを実際に利用して転職した人の声を元にした「転職エージェント オリコン顧客満足度ランキング」を発表しています。ぜひこちらも参考にしてください。

※本記事では一般的な例をもとに情報をまとめています。各社の商品やプランによっては当てはまらないケースもあります。また情報は公開日現在のものです。各種状況や法令情報等につきましては、公的機関等で最新情報をご確認ください。
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