【例文付き】転職エージェントに内定辞退を伝える方法とマナー

【例文付き】転職エージェントに内定辞退を伝える方法とマナー

転職エージェント経由で内定を獲得した後でも、状況によっては辞退を検討することがあります。

内定承諾前だけでなく、承諾後であっても、正しい手順とマナーを守れば内定辞退は可能です。

この記事では、内定辞退の法的リスクの有無や正しいマナー、状況別に使える具体的な例文までを解説します。

mokuji目次

  1. 転職エージェント経由の内定辞退は可能
    1. 承諾後の辞退でも損害賠償請求はほぼない
  2. 内定辞退を連絡する際のポイント
    1. 内定辞退の連絡は転職エージェント経由で行う
    2. 内定辞退の連絡は電話・メールで早めに行う
    3. 転職エージェントと企業への配慮を忘れない
    4. 内定承諾か辞退か迷う場合は「保留」の提案も
  3. 【理由別】納得する内定辞退の伝え方・言い換え一覧
  4. 【承諾前】そのまま使える!内定辞退のメール・電話例
    1. 他社で内定が決まった場合
    2. 家庭の事情による場合
    3. 現職に残ることを決めた場合
  5. 【承諾後】内定辞退のメール・電話例文と謝罪マナー
    1. 他社内定が決まった場合
    2. 家庭の事情による場合
    3. 現職に残ることを決めた場合
  6. しつこい引き止めの上手な断り方と対処法
  7. 内定辞退で気まずい場合は、別のエージェントでリスタート
日向 妃香

監修者日向 妃香

人事コンサルタントの経験を基盤に、人事・採用領域の専門家として10年以上の執筆経験を持つ。
累計100社以上の人事担当者の取材で培った取材力、豊富な専門知識を活かし、採用データや経営視点も交えた分かりやすい解説を提供。

転職エージェント経由の内定辞退は可能

転職エージェント経由の内定辞退は可能!

転職活動中に内定を辞退したいと考えたとき、「損害賠償を請求されるのでは」「エージェントとの関係が悪化するのでは」と不安を感じる方は少なくありません。

しかし結論から言えば、内定承諾の前後に関わらず、内定辞退は法律上認められています。

民法627条第1項では、雇用期間を定めていない場合、労働者はいつでも解約を申し入れることができると規定されており、これは職業選択の自由を保障するものです。
■民法627条第1項
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
引用:法令検索「民法 第六百二十七条
内定辞退は転職活動において決して珍しいことではなく、転職エージェントも日常的に対応しています。

適切なマナーを守って誠実に対応すれば、過度に恐れる必要はありません。

承諾後の辞退でも損害賠償請求はほぼない

内定承諾後の辞退で最も心配されるのが損害賠償請求ですが、実際に請求が認められるケースはほぼありません。

企業が損害賠償を請求するには、内定辞退によって生じた具体的な損害を立証する必要があるためです。

労働者の職業選択の自由が重視される傾向にあり、通常の内定辞退で賠償責任が認められることは極めて稀です。

ただし、入社直前に突然辞退した場合や、企業が高額な研修費用を負担した後の辞退など、悪質と判断される可能性がある場合は例外もあり得ます。

そのため、法的に問題がなくても、誠実な対応とマナーを守ることが重要です。

内定辞退を連絡する際のポイント

内定辞退を連絡する際のポイント

転職エージェント経由で内定を辞退する場合、適切な手順と最低限のマナーに配慮することが重要です。

ここからは、内定辞退をする際の注意点をポイントごとにまとめます。

内定辞退の連絡は転職エージェント経由で行う

基本的には、辞退の連絡はエージェントを通じて行いましょう。

直接企業に連絡してしまうと、担当エージェントとの連携が取れず、情報が行き違いになる恐れがあります。

また、「辞退」という自分では伝えづらい内容であっても、エージェントがプロの立場から説明することで、誤解や摩擦を防ぐことにもつながります。

ただし、企業から直接問い合わせがあった場合など、例外的な対応が必要な場合は、エージェントと連携の上で対応するようにしましょう。

内定辞退の連絡は電話・メールで早めに行う

一般的には、内定通知を受け取ってから1週間以内が目安です。

内定辞退を決めたら、できるだけ早めに担当エージェントに連絡すると良いでしょう。

連絡方法としては、電話かメールで担当エージェントに伝えます。

電話であれば、意思を即座に伝えられるだけでなく、今後の不明点もその場で相談できる点がメリットです。

もし担当者に電話がつながらない場合は、メールで辞退の意思と簡潔な理由を伝えたうえで、改めて電話してみても良いでしょう。

転職エージェントと企業への配慮を忘れない

内定辞退を伝える際は、転職エージェントと内定企業に対する誠意を忘れないようにしましょう。

転職エージェントに対しては、再び転職活動をする可能性も考慮し、電話連絡の後にメールでフォローするなど、複数の手段で誠意を示すことで、良好な関係を維持できます。

転職エージェントサービスを利用しての転職活動の場合、連絡はエージェントの担当者が基本となりますが、その際に企業側への配慮も大切です。

企業は内定者の入社を前提に計画を立てており、辞退は追加の労力と時間を強いることになります。

辞退理由は正直かつ明確に、しかし企業の心象を悪くしない表現を選びましょう。

「他社の内定を選んだ場合」は「自分のキャリアプランにより合致している」を、「現職に残る場合」は「現在の職場で新たな挑戦の機会を得た」など、敬意を込めた表現を心がけます。

内定承諾か辞退か迷う場合は「保留」の提案も

内定を受けた後、提示された期間内ですぐに決断できない場合は「内定保留」という選択肢があります。

「内定保留」とは、回答期限を延長してもらい、じっくり検討する時間を確保する方法です。

保留を希望する場合は、転職エージェントに正直に状況を伝え、回答可能な期限を提示しましょう。

多くの企業は数日から1週間程度の保留に応じてくれます。

保留期間中は転職エージェントに相談しながら情報を整理し、自分にとって納得のいく選択を目指しましょう。

【理由別】納得する内定辞退の伝え方・言い換え一覧

【理由別】納得する内定辞退の伝え方

内定辞退の際、転職エージェントには本音を伝え、企業には配慮した表現を使い分けることが大切です。

エージェントに正直な理由を伝えることで、今後の求人紹介の精度が向上します。

給与面の不満や社風への違和感なども率直に共有しましょう。

一方、企業へは批判的な表現を避け、「自身のキャリアプランとの整合性」「総合的な判断の結果」といった穏やかな言い回しに変換することがマナーです。

「なんとなく」「親に言われたから」といった曖昧な理由は、社会人としての資質を疑われる可能性があるため避けるべきです。
内定辞退理由の「本音→建前」変換リスト

本音
(言いにくい理由)

建前
(企業へ伝える理由の例)

給与や待遇が不満

「諸条件を総合的に検討した結果、希望との折り合いがつかず、辞退させていただきます」

「自身の生活設計と照らし合わせ、慎重に検討しましたが、今回は見送らせていただきます」

社風や社員の雰囲気が合わない

「選考を通じでお話を伺う中で、自身の適性や働き方について再考し、辞退の決断に至りました」

「社風や企業文化について熟考した結果、私の力不足もあり、貴社での活躍が難しいと判断いたしました」

仕事内容がきつそう・つまらなそう

「自身のキャリアプランと、貴社で任せていただける役割との間に、僅かながらズレを感じたため」

「現在の自身のスキルセットでは、貴社の期待に応えることが難しいと判断いたしました」

他社の方が良かった

「自身のキャリアビジョンにより合致する、別の企業様とのご縁があり、そちらへの入社を決意いたしました」

「他社様からも内定をいただき、将来のキャリア形成を総合的に判断した結果、他社様を選択することにいたしました」

ネットの評判が悪かった

「自身のキャリアの方向性について改めて深く検討した結果、今回は辞退させていただくことにいたしました」

※具体的な評判には触れず、「検討の結果」とするのがマナーです。

残業が多い
休みが少ない

「ワークライフバランスを含めた働き方を再考し、長く働き続けることが難しいと判断いたしました」

「就業環境について家族とも相談を重ねた結果、今回は辞退させていただく結論に至りました」

自宅から遠い
通勤が大変

「勤務地や通勤環境を含め、長期的な就業が可能か慎重に検討しましたが、懸念が払拭できず辞退させていただきます」

【承諾前】そのまま使える!内定辞退のメール・電話例

【承諾前】内定辞退を伝えるメール・電話例文

ここからは、内定承諾前の段階での辞退連絡に使えるメールと電話の例文をご紹介します。

「複数の内定をもらい辞退する場合」「家庭の事情による場合」「現職に残ることを決めた場合」の状況別にポイントをまとめます。

他社で内定が決まった場合

転職活動において、複数の内定をもらうことは珍しいことではありません。

まだどの企業にも正式な内定承諾をしていない段階であれば、辞退を申し出ること自体に問題はありませんが、相手企業に失礼のないよう、誠意ある伝え方を心がけることが大切です。

どこの企業かを具体的に伝える必要はありませんが、エージェントには「なぜそちらを選んだか」を率直に伝えることで、引き止められにくくなります。

自分のキャリアにより適していると判断した理由を率直に伝え、辞退の意向を伝えましょう。
【電話での例文】
志望先企業社の選考でお世話になっております、氏名と申します。
先日いただいた内定についてご連絡させていただいたのですが、今お時間よろしいでしょうか?

実は、別の転職エージェント経由で応募していた企業からも内定をいただいており、条件面などを総合的に検討した結果、そちらの企業への入社を決めました。

大変恐縮ですが、志望先企業社の内定については辞退させていただければと思います。

ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、その旨先方にもお伝えいただけますと幸いです。

転職エージェント担当者様には選考から内定まで丁寧なご支援をいただき、本当にありがとうございました。
いただいたアドバイスは、今後のキャリアにも活かしてまいります。
【メール例文】
件名:内定辞退のご連絡とお詫び|氏名
転職エージェント担当者

お世話になっております。志望先企業社から内定をいただきました氏名です。

この度は、ご支援のおかげで内定をいただけましたこと、心より感謝申し上げます。

ただ、大変恐縮ではございますが、別の転職エージェント経由でも内定をいただいており、キャリアプランを熟考した結果、そちらへの入社を決意いたしました。

転職エージェント担当者様にはこれまで親身なサポートやアドバイスを頂いたのにも関わらず、このような結果となり、誠に申し訳ございません。

志望先企業社の皆様にも内定辞退のご連絡と深いお詫びをお伝えいただけますと幸いです。
貴重なお時間を割いていただいたことに、重ねて御礼申し上げます。

氏名

家庭の事情による場合

家族の健康問題や介護の必要性など、突発的な家庭の事情で内定を辞退しなければならないケースもあります。

このような個人的な理由でも、転職エージェントには状況を正直に説明し、企業側にも誠意をもって伝えられるよう連絡すると良いでしょう。

プライベートな事情ではありますが、簡潔かつ誠実に伝えることが大切です。
【電話での例文】
お世話になっております。志望先企業社から内定をいただきました氏名と申します。お時間よろしいでしょうか。

大変申し上げにくいのですが、家庭の事情により、この度内定を辞退させていただきたいと思っております。

突然の家族の健康問題に対応する必要が生じ、現時点での転職が難しくなってしまいました。このような結果となり本当に申し訳ございません。

転職エージェント担当者様には、選考過程で大変お世話になり、ありがとうございました。

また、志望先企業社の皆様にも、内定辞退の件とお詫びをお伝えいただければ幸いです。
【メール例文】
件名:内定辞退のご連絡とお詫び|氏名
転職エージェント担当者

平素より大変お世話になっております。志望先企業社より内定をいただきました氏名です。

この度は、転職エージェント担当者様の温かいサポートにより内定の機会をいただき、誠にありがとうございました。

ただ、大変申し訳ないのですが、予期せぬ家庭の事情が生じ、現在の生活環境を大きく変えることが難しい状況となりました。
熟慮の末、誠に心苦しいですが、内定を辞退させていただきたく存じます。

せっかくの機会に、このようなご連絡となり重ねてお詫び申し上げます。

志望先企業社の皆様にも、謹んでお詫びの気持ちをお伝えいただけますと幸いです。

ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

氏名
深く詮索されたくない場合は「一身上の都合により」という表現を使うこともできます。

この表現は具体的な理由を伏せつつ、個人的な事情であることを丁寧に伝える方法として有効です。

現職に残ることを決めた場合

転職を検討して内定を得た後、現職からの引き留めや条件交渉の結果、思いがけず現職に残ることを選択するケースは少なくありません。

このような場合、現職での新たな役割や待遇改善について触れながら、内定先企業に対する敬意と感謝をとともに辞退の意向を伝えると良いでしょう。
【電話での例文】
お世話になっております。志望先企業社から内定をいただいた氏名です。

内定承諾の件でお電話させていただいたのですが、お時間をいただいてもよろしいでしょうか。

内定のご連絡をいただいた後、転職について改めて深く考える機会があり、その結果、現職での役割や今後の展望について再評価し、やはり現在の会社でキャリアを積むことを決断いたしました。

転職エージェント担当者様には転職活動を親身にサポートいただき、非常に多くの気づきや学びを得ることができました。

しかし結果としてこのような判断となり、誠に申し訳ございません。志望先企業社の皆様にも心からのお詫びをお伝えいただければ幸いです。
【メールでの例文】
件名:内定辞退のご連絡とお詫び|氏名
転職エージェント担当者

いつもお世話になっております。志望先企業社から内定をいただきました氏名です。

この度、転職エージェント担当者様の丁寧なサポートのおかげで内定をいただけたこと、心より感謝申し上げます。

しかしながら、内定をきっかけに自身のキャリアを見つめ直した結果、現職での責任を全うし、進行中のプロジェクトを完遂させたいという思いが強くなりました。慎重に検討を重ねた結果、今回は内定を辞退させていただく決断に至りました。

転職エージェント担当者様の多大なるご支援にもかかわらず、このような結果となり心よりお詫び申し上げます。志望先企業社の皆様にも内定辞退の旨と深いお詫びをお伝えください。

転職活動を通じて得た気づきは、今後のキャリア形成に大いに活かしてまいります。本当にありがとうございました。

氏名

【承諾後】内定辞退のメール・電話例文と謝罪マナー

【承諾後】内定辞退のメール・電話例文と謝罪マナー

内定承諾後の辞退は、承諾前と比べてより慎重な対応が求められます。

一度労働契約が成立している状態での辞退となるため、企業側は採用計画の大幅な変更を余儀なくされるからです。

辞退を決めたらできるだけ早く連絡し、誠意をもって対応することが重要となります。

承諾後に伝える場合はメールだけで済ませず、必ず電話を入れるべきです。

理由を正直に伝えることで、できる限り円満な形で内定辞退を進めましょう。

以下では、「他社内定が決まった場合」「家庭の事情による場合」「現職に残ることを決めた場合」の状況別に、電話での例文電話が繋がらない場合のメール例文を紹介します。

なおエージェントによっては、内定承諾後はエージェント経由での内定辞退を禁止しているところもあるため、事前に確認が必要です。

他社内定が決まった場合

内定承諾後に他社からより魅力的な条件の内定が出ることもあります。

このような場合、すでに労働契約が成立している状態での辞退となるため、より丁寧な対応が求められます。

他社を選んだ理由を前向きな表現で伝え、これまでのサポートへの感謝と共に誠実に辞退の意向を伝えましょう。
【電話での例文】
お世話になっております。志望先企業社に内定承諾しておりました氏名と申します。お時間よろしいでしょうか。

大変心苦しいお話なのですが、内定承諾後に他社からも内定をいただき、自分のキャリアプランを改めて検討した結果、そちらの企業に入社することを決断いたしました。

内定承諾後の辞退となり、志望先企業社には多大なご迷惑をおかけすることになり、本当に申し訳ございません。できるだけ早くお伝えすべきと思い、本日ご連絡いたしました。

これまでのご支援に深く感謝するとともに、このような結果となってしまったこと、申し訳ございません。

志望先企業社の皆様にも内定辞退の意向と深いお詫びの旨、お伝えいただければ幸いです。

何卒よろしくお願い申し上げます。
【メールでの例文】
(電話したが不在だった場合)

件名:内定辞退のご連絡とお詫び|氏名
転職エージェント担当者

お世話になっております。志望先企業社より内定をいただきました氏名です。

先ほどお電話差し上げましたが、ご不在のようでしたのでメールにて失礼いたします。
内定の辞退とお詫びをさせていただきたく、ご連絡いたしました。

内定承諾後に別の企業からも内定をいただき、双方の企業を慎重に比較検討した結果、自身のキャリア目標により合致すると判断し、そちらへの入社を決意いたしました。

一度お約束した内定を辞退することになり、志望先企業社様には大きなご迷惑をおかけしてしまうこと、深く反省しております。

本来であれば直接お伺いしてご説明すべきところ、早急にお伝えする必要があると考え、メールでのご連絡となりましたことをお許しください。

転職エージェント担当者様にもこれまで親身にサポートいただき、貴重な機会をいただいたにもかかわらず、このような結果となり誠に申し訳ございません。

志望先企業社の皆様にも、どうぞ私の辞退の意向と心からのお詫びをお伝えいただけますようお願い申し上げます。
恐れ入りますが、何卒よろしくお願い致します。

氏名

家庭の事情による場合

内定承諾後、予期せぬ家庭の事情により辞退せざるを得ないケースもあります。

こちらも内定承諾後であるため、やむを得ない事情ではありますが、より一層丁寧な説明と深いお詫びが必要です。

状況が改善した際の再応募の可能性も視野に入れた対応を心がけましょう。
【電話での例文】
お世話になっております。志望先企業社に内定承諾しておりました氏名と申します。お時間よろしいでしょうか。

大変申し訳ないのですが、家庭の事情により内定を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。

実は、家族の体調が急変し、介護が必要な状況となりました。今後の生活環境を考慮した結果、現在の住居を離れての転職が難しくなってしまいました。

内定承諾後の辞退となり、多大なご迷惑をおかけすることになり、本当に申し訳ありません。

せっかくの機会を頂き非常に残念ですが、家族の状況を優先せざるを得ませんでした。

志望先企業社の皆様にも私の辞退の意向と深いお詫びをお伝えいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。
【メールでの例文】
件名:内定辞退のご連絡とお詫び|氏名
転職エージェント担当者

お世話になっております。志望先企業社より内定をいただき、承諾しておりました氏名です。

突然のご連絡で大変恐縮ですが、家庭の事情により、内定を辞退させていただきたくご連絡いたしました。

先日、家族に急な健康上の問題が発生し、私が支援する必要が生じました。

さまざまな選択肢を検討しましたが、現在の生活環境を大きく変えることが難しい状況となり、やむを得ず内定を辞退する決断に至りました。

一度お約束した内定を辞退することになり、志望先企業社の採用計画に影響を与えてしまうことを深く反省しております。

個人的な事情で内定を辞退することになり、心からお詫び申し上げます。

ご迷惑をおかけし大変恐縮ですが、志望先企業社様に内定辞退の意向と深いお詫びの旨、お伝えいただけますと幸いです。

何卒、よろしくお願い申し上げます。

氏名

現職に残ることを決めた場合

内定承諾後に現職から引き留められ、条件交渉の結果、現職継続を選択するケースもあるでしょう。

このような場合は、現職での新たな展望や成長機会について触れつつ、内定先への配慮ある説明が重要です。

深い謝意と今後のキャリアへの前向きな姿勢を示しながら辞退の意向を伝えましょう。
【電話での例文】
お世話になっております。志望先企業社に内定承諾しておりました氏名と申します。お時間よろしいでしょうか。

大変心苦しいのですが、現職に残ることを決断したため、内定を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。

退職の意向を伝えた際に、現職から待遇改善と新たなポジションのオファーがあり、改めて現在の職場でのキャリアを見つめ直した結果、もう少し今の会社で成長したいと考えるに至りました。

内定承諾後の辞退となり、志望先企業社には多大なご迷惑をおかけし申し訳ございません。

選考から内定まで親身にサポートいただいたにもかかわらず、このような結果となり、深く反省しております。

ご迷惑をおかけし大変恐縮ではございますが、志望先企業社様に内定辞退の意向と深いお詫びをお伝えいただければ幸いです。

何卒よろしくお願い致します。
【メール例文】
件名:内定辞退のご連絡とお詫び|氏名
転職エージェント担当者

お世話になっております。志望先企業社より内定をいただき、承諾しておりました氏名です。

誠に心苦しいお願いではございますが、内定を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。

志望先企業社への入社を決意し、現職に退職の意向を伝えたところ、予想外にも会社からの慰留がありました。

長年希望していた部署への異動と役職の提案をいただき、現職での今後のキャリアパスについて改めて考える機会を得ました。
深く熟考した結果、もう少し現在の環境で挑戦してみたいという思いが強くなり、現職に残る決断をいたしました。

一度お約束した内定を辞退することになり、志望先企業社の採用計画に大きな影響を与えてしまうことを深く反省しております。
選考過程から内定に至るまで丁寧にサポートいただいたにもかかわらず、このような結果となり、誠に申し訳ございません。

こちらの都合によりご迷惑をおかけしますが、志望先企業社様にも内定辞退の意向と深いお詫びをお伝えいただければ幸いです。
何卒よろしくお願い致します。

氏名

しつこい引き止めの上手な断り方と対処法

しつこい引き止めの上手な断り方と対処法

内定辞退を伝えた際、転職エージェントや企業からしつこく引き止められるケースがあります。

このような場合、迷っている素振りを見せると引き止めが長引いてしまう場合があるため、「すでに決定した事項です」と毅然とした態度で伝えることが重要です。

「年収を上げるから」「条件を見直すから」といった交渉を持ちかけられても、安易に応じるべきではありません。

一度辞退を決めた後に条件面だけで翻意すると、入社後の信頼関係に悪影響を及ぼす可能性があるためです。

どうしても話が通じず、引き止めがエスカレートする場合は、エージェントの運営元にあるお客様相談室などへ連絡する手段もあります。

冷静に対応し、自分の決断を貫きましょう。

内定辞退で気まずい場合は、別のエージェントでリスタート

内定辞退は法律上問題なくても、適切なマナーと手順を守ることが大切です。

辞退を決めたら早急に転職エージェントへ連絡し、直接企業には連絡せず、誠意ある対応を心がけましょう。

内定辞退をきっかけに担当者との関係が気まずくなった場合、無理に同じエージェントで続ける必要はありません。

内定辞退は相性の問題でもあるため、新しい転職エージェントでゼロから始めた方がスムーズに進む場合もあります。

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日向 妃香

監修者日向 妃香

人事コンサルタントの経験を基盤に、人事・採用領域の専門家として10年以上の執筆経験を持つ。

累計100社以上の人事担当者の取材で培った取材力、豊富な専門知識を活かし、採用データや経営視点も交えた分かりやすい解説を提供。

著名メディアにも寄稿実績を持ち、読者の疑問に応える記事作りを得意とする。

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