第二新卒ならではの転職活動の注意点とは?

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エントリー書類から面接まで、第二新卒の転職ノウハウを紹介(写真はイメージ)

 入社してから1〜3年ほどで転職を検討する第二新卒。新卒同様のフレッシュさと、短期間でありながらもビジネスマナーを身に付けているという点で、優秀な新卒採用が難しい企業から重宝されている。そんな第二新卒の転職活動は、新卒やベテランの社会人とは異なるアプローチが必要だ。ここでは、エントリー書類から面接まで、第二新卒の転職ノウハウを紹介する。

■第二新卒の採用ニーズ

 近年、入社3年以内の離職率が高まるのとともに、第二新卒の採用市場も大きく変化し、多くの企業が20代の若手社員を積極的に採用したいという姿勢を示している。第二新卒は、ベテランの社会人ほど特定企業のカラーや風習に染まっておらず、柔軟さやポテンシャルが期待できる。そして、最低限のビジネスマナーやスキルも持ち合わせているため、新人教育が必要ないこともメリットだ。そのため、企業側は新卒よりも教育コストを削減できるということで、20代の若手社会人に対するニーズが高まっている。

■第二新卒が提出する履歴書・職務経歴書のポイント

 まず、面接に進むために重要な履歴書・職務経歴書のポイントを押さえよう。新卒の就職活動では履歴書のみでOKだが、第二新卒では職務経歴書も必要となる。「履歴書は自己PRをする書類」「職務経歴書は経験やスキルをプレゼンテーションする書類」と考えると作成しやすい。

・履歴書

 履歴書には新卒の就職活動時と同様、その企業にしかいえないような志望動機や、貢献できるアピールポイントを記載することが大切だ。業界・企業研究がしっかりされているかどうかで、入社意欲の高さが判断される。また、希望する条件が妥当な内容かどうか、空欄などもなく丁寧に書かれているかも見られる。第二新卒は基本的なビジネスマナーが身に付いていると知ってもらうことが大切だから、相手に失礼のない書類づくりを意識しよう。

・職務経歴書

 職務経歴書には、たとえ短期間であってもキャリアをしっかりと記載しよう。大きな実績などがなくても、社会人としてのスキルが身に付いていることや、自分なりに一生懸命取り組んだ仕事や経験を書くと、十分なアピールポイントになる。可能であれば、募集している仕事で活かせる自分の強みを書こう。面接では応募書類に書かれたことをもとに質問されることも多いため、職務経歴書の内容でプレゼンテーションができるようにしておくことも大切だ。

■面接時のポイント

 転職活動の中で、何かと対策が必要となる面接。第二新卒の面接では、どのようなことに注意すべきなのだろうか。服装やよくある質問への回答などについて見ていこう。

・服装

 リクルートスーツとビジネススーツで迷う方もいると思うが、第二新卒の場合、リクルートスーツは避けたほうが無難という意見もある。理由は、新卒では「フレッシュさ」をアピールできたリクルートスーツも、第二新卒では「頼りなさ」を感じさせる可能性があるからだ。企業から見た第二新卒のメリットは「社会人経験がある」ということだから、新卒とは違う「落ち着き」を感じさせるほうがベターだ。

 転職活動の服装は、男女ともに無地のダークグレーなど、落ち着いた色合いのスーツに、白シャツ、黒の革靴・パンプス(男性であればネクタイも落ち着いた色や柄の物)が基本だ。業界や職種によってオフィスカジュアルの企業もあるが、特に指定がない限り、面接時は落ち着いたスーツのコーディネートがベストだ。「オフィスカジュアルでOK」と連絡があった場合でも、奇抜なコーディネートは避けるようにし、企業サイトなどでオフィスの雰囲気をつかみ、逸脱しないような服装にしよう。

・自己PRと志望動機

 第二新卒の面接でも、必ずといっていいほど聞かれる自己紹介と志望動機。自己紹介で述べる自分の経験とスキルや強みは、志望動機につなげていくことが大切だ。また、新卒の面接では、自分が興味を持った仕事を伝えることになるが、第二新卒を含めた転職の面接では「前職では実現できない仕事が応募企業でできる」ことについて述べることが大切だ。前職を辞める理由がネガティブなものではなく、応募企業で仕事をすることが、自分のキャリアプランにマッチしていることをアピールしたいところだ。

・退職理由は慎重に

 志望動機にもつながる退職理由は、必ず聞かれる質問のひとつでもある。「今の環境が合わないから」など、自己中心的でネガティブな内容は避けたいところだ。面接官にも納得してもらえるように、「逃げるための転職」ではなく「転職することで何がしたいのか?」「何ができるようになるのか?」という、ポジティブな退職理由へとつなげよう。もしネガティブな内容がある場合でも、それを他人のせいにしてはいけない。その理由について、きちんと反省している姿勢を見せると好印象だ。

・成功体験と失敗体験

 自分の経験をアピールするために、具体的な成功体験や失敗体験を伝えることも大切だ。しかし、成功・失敗どちらの体験でも、結果だけを伝えるのは意味がない。どんな課題に取り組み、明確な目的は何だったのかを整理し、具体的なプロセスを明確に伝えよう。

・基本的に年収交渉はないと考える

 年収アップを目的とした転職者も多くいますが、第二新卒の場合は基本的に年収アップの交渉はないものと考えておこう。社会人経験の浅い第二新卒は、希望給与や年収について尋ねられたら、前職または現職の年収を答え、「御社の規定に従います」とつなげる伝え方が好印象だ。入社後の成果で評価してもらおうという姿勢を見せよう。

■第二新卒のポテンシャルと社会人経験を活かそう

 ここでは、第二新卒の転職に関するポイントを紹介した。前職の経験を活かしつつ自分に合った仕事に就けるよう、慎重に自己分析や企業研究にも取り組んでいけば、新卒時には採用されなかった企業に就職できるかもしれない。たとえ短期間でも社会人経験があるのだから、求められるマナーを守りつつ、新卒時よりも自分のポテンシャルをアピールして、採用を狙ってみよう。

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