就職・転職前に知っておきたい! 「休日規定」の正しい意味

週休2日制・完全週休2日制・年間休日……正確な意味は何?  [拡大する]

週休2日制・完全週休2日制・年間休日……正確な意味は何? 

 就業規則に「完全週休2日制」と規定があれば、「土日休み」ととらえる人も多いだろう。ところが、この文言は「土日休み」を保証するものではないのをご存知だろうか。意を決して新職に就いたにもかかわらず、入社後に「想定外……」と嘆くことにならないよう、あらかじめ企業の規定については正確な意味を知っておこう。

■「週休2日制」と「完全週休2日制」

 「週休2日制」と記載がある場合、“週に2日休みがある”と単純に読み取れるが、実はそうではない。本当の意味は「2日休みがある週が1ヶ月の間に1回以上あり、他の週は1日休みがある」ことを示しているのだ。

 一方で、「完全週休2日制」と記載がある場合は、その意味のとおり「毎週2日の休みがある」ということになる。

 さらに、注意点はいずれの場合も「土日祝休み」とはならない点。休日となる曜日は、企業や雇用主が決めることなので、平日が休日になる可能性もある。もし、毎週土日祝に必ず休みたいのであれば、「完全週休二日制(土・日・祝)」といった記載がある企業に応募しよう。

■「年間休日」とは?

 「年間休日」は、文字通り「年間を通して記載日数が休日になる」ということ。業種によっては、“シフト制の交代休み”や“繁忙期の休日出勤の代休”などという取得方法もあるが、そうすると盆暮れがなくなってしまう可能性もある。

 極端な例を挙げると、メーカーでは年間休日が120〜130日程度と長期の傾向があるが、サービス業や個人企業、または年中無休、24時間営業の企業などは、100日を切ることも考えられる。実際、労働基準法には年間休日の定めはなく、企業次第でどうにでもなるため、トラブルとなるケースも多い。内容を把握して、納得した上で入社しないことには、つらい労働になりかねないのだ。

■「フレックスタイム制」と「裁量労働制」

 「フレックスタイム制」は、1日の労働時間帯を“必ず働く時間帯(コアタイム)”と、“好きなように出社や退社ができる時間帯(フレキシブルタイム)”に分けて働く制度で、「変形労働時間制」といわれる働き方。

 「裁量労働制」は、みなし労働時間によって働くことを認めた制度で、仕事の結果で評価されるような業務に導入される制度。どちらも長時間労働の抑制が目的だ。

 休日に関しては、「1週1日または4週4日の“法定休日”に休ませる義務がある」ほか、「代償休日や特別休暇・有給休暇を取らせるなど配慮しなければならない」など、労使協定での取り決めをきっちり交わして、きちんと休むことが必要になる。

 条件でいえば、土日祝は確実に休むことができ、夏と冬に長期休暇がある場合は、「良い」といえるだろう。就職する企業の規定は、十分に理解した上で働かないと、早い離職にもつながりかねない。応募する際は、記載をよく確認することが大切だ。

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