転職するならどの業界・どんな業種?今人気の業界や企業を大紹介!

 転職先を考えるときに、「人気のある業界や業種を知っておきたい」と考える方もいると思います。人気業界の企業であれば「安定している」「年収が良い」といったイメージもあるのではないでしょうか? ここでは、最近人気の業界や業種、企業について、社会人全般や男子・女子、転職のしやすさなど、テーマごとにご紹介します。
 まず、社会人全般に人気の業界や業種を見てみましょう。

・IT・Web関係
 業界全体が好調なIT・Web関係は人気です。もちろん、企業によって展開するサービスとその需要も異なるため、企業によって差はあります。現在、Webメディアがどんどん発展しているため、エンジニアやマーケティングスキルを持つ人は歓迎されることから、業界内で好調な企業への転職もしやすいです。

・建設関係
 日本の建設業界の市場規模は非常に大きく、特にインフラ整備のニーズが高まっている状態にあります。総合建設業者の海外進出や住宅建築増加のほか、東京オリンピックやリニア事業のような好材料が絶えず発生しており、年収も比較的高い水準にあるということもあり、安定した業界です。

・医療・福祉関係
 医療・福祉系の仕事は、景気に左右されず、地方でも活躍できるという強みがあります。特に看護師や薬剤師、技師といった専門職は、求人も多く転職しやすいようです。転職成立時にボーナスがもらえる医療・福祉系の転職サイトがあり、地方でも高い年収で働けることは珍しくありません。
 ここでは、社会人の転職先や、男子・女子学生の就職先として人気の企業をいくつかご紹介します。

・社会人の転職先で人気の企業
 社会人の転職先として人気の企業は、学生が就職先に志望する企業とは少し違ってきます。それは、実際に社会に出て働き、ビジネスやさまざまな企業を知ることで、視野が広がっていることも関係しているのでしょう。おもにメーカーや外資系企業が人気となっており、トヨタ自動車やグーグル、ソニーといった有名企業が上位に入る傾向があります。

・男子学生が就職したい企業
 就職を控えた男子学生から人気を集める企業は、大和証券グループや三菱東京UFJ銀行、みずほフィナンシャルグループといった金融関係が多くなっています。また、転職とは異なり、メーカーよりも総合商社が上位に来るという特徴があります。将来性のある事業かどうかや、待遇面を重視した企業選びがされているようです。

・女子学生が就職したい企業
 女子学生からの人気企業としては、ANAやJALといった航空企業のほか、みずほフィナンシャルグループや三菱東京UFJ銀行のような金融関係、明治グループや味の素といった食品メーカーが上位に来る傾向があります。テレビドラマなどでも女性が主役で描かれることから、キャビンアテンダントは憧れの職業なのかもしれません。
 年収の高さが魅力となる業界ももちろんあります。転職の際に、仕事内容ややりがいとともに、高水準の年収を望む人も多いのではないでしょうか?

 平均年収の高い業界で常に上位にあるのは「総合商社」「コンサル」「メガバンク」「生保・損保」といったところです。20代から高水準の年収が期待できる業界もあれば、こつこつとキャリアアップすることで確実に高年収となる業界もあります。

 これらの業界にもある外資系企業は実績主義のため、自分の業績でしっかり年収を上げていきたいと考えている人に向いています。しかし、高年収な一方で、能力主義的な志向の企業が多いという点も忘れてはなりません。日系企業と異なり「仕事ができなければクビ」というのはリスクのひとつです。外資系に就職するならば、会社でやっていけるだけのスキルを身に付けてからのほうが安心かもしれません。
 転職者が多い業種についてもご紹介します。転職者の多い業種としては、「卸売業・小売業」や「宿泊・飲食」「サービス業」「医療・福祉」が挙げられます。

 医療・福祉は高齢化社会を迎えていることもあり、常に人手を求めている傾向となっています。専門スキルを持っていると、より転職しやすいようです。卸売業や小売業、飲食関係などは、規模も大きい一方で事業所は小さい所も多いため、採用数が多く転職しやすくなっています。
 転職先として人気の業界や企業を紹介してきました。予想どおりだったもの、予想外だったものなど、さまざまだと思います。しかし、人気業界や業種というものは時期によって変化します。現在、花形産業だと思われる業界でも、10年後、20年後には、不人気な業種になっているかもしれません。

 ここでは、最近人気の業界や業種、企業についてご紹介しましたが、あくまで参考程度にとどめ、年齢や目指すキャリアプラン、自分の仕事に対する価値観などを視野に入れてから、魅力的な転職先を探すことが大切です。
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