2015年05月25日 14時00分

第28回『サラリーマン川柳』大賞決定 「皮下脂肪 資源にできれば ノーベル賞」

今年の”サラ川”は、誰もが抱えがちな「悩み」を交えた一句が首位 (C)oricon ME inc. [拡大する]

今年の”サラ川”は、誰もが抱えがちな「悩み」を交えた一句が首位 (C)oricon ME inc.

 第一生命は25日、今年で28回目となる恒例『サラリーマン川柳コンクール』のベスト10を発表した。大賞は、5501票を集めた【皮下脂肪 資源にできれば ノーベル賞】(イソノ家)に決定。このほか、昨年流行した『壁ドン』や『妖怪ウォッチ』関連の句もベスト10入りを果たした。

 応募総数4万138句の中から首位となったのは、老若男女、誰もが抱えがちな“お悩み”を交えた一句。2位以下には、【湧きました 妻よりやさしい 風呂の声】(湘南おじん)、5位【記念日に 「今日は何の日?」 「燃えるゴミ!!」】(FUTA)、7位【あゝ定年 これから妻が 我が上司】(呼人)、9位【ひどい妻 寝ている俺に ファブリーズ】(冷てえ!)など、サラリーマンのやるせない日常をつづった句が複数ランクインした。

 2014年に流行した『壁ドン』は、胸をときめかせる女性が多いはず。だが現実は【壁ドンを 妻にやったら 平手打ち】(若ジイジ/4位)と、想定外のリアクションをされたサラリーマンも。また、社会現象にもなった『妖怪ウォッチ』を盛り込んだ作品もあり、【妖怪か ヨー出るヨー出る 妻の愚痴】(こまさん)と、思わず共感したくなる一句が3位となっている。

 通称“サラ川”として親しまれる同コンクールは、1987年にスタート。回を追うごとに注目度も上昇し、今年の投票数は11万2504票に上った。

 今回の結果は、漫画家・やくみつる氏や、川柳作家・やすみりえ氏の総評とともに同社公式サイトにも掲載中。また、スマホアプリ「サラリーマン川柳」(無料/iTunes・Android対応)からも見ることができる。

※掲載している川柳は、すべて原文ママ。

>>第一生命 公式サイト
『第28回 サラリーマン川柳』



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