今春の新入社員は「ロボット掃除機型」

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厳しい就職戦線を勝ち抜いてきた、今年のフレッシャーズに期待!

 日本生産性本部は26日、春の新入社員の特徴を分析した調査結果を今年も発表し、平成25年度の新入社員を『ロボット掃除機型』と命名した。今春卒業予定の大学生は、3年次の就活期間を10月スタートから12月へと、2ヶ月短縮する施策が実施された第一期生であり、効率のよい会社訪問を求められた世代。「一見どれも均一的で区別がつきにくいが、部屋の隅々まで効率的に動き回り家事など時間の短縮に役立つ」と、理由づけている。

 しかし、効率的である一方で、「段差(プレッシャー)に弱く、たまに行方不明になったり、裏返しになってもがき続けたりすることもある。能力を発揮させるには環境整備(職場のフォローや丁寧な育成)が必要」とも考察している。

 「ロボット型掃除機」とは、昨年末の流行語大賞にもノミネートされた『ルンバ』など、自走式の掃除機の総称。プログラミングに従い、ご主人様不在の部屋で実に健気に働く。しかし、機械ゆえに段差につまずき、ベッドの下などで行方不明になるなど、その動きはどこか人間的で愛嬌がある。

 一方、今春の卒業予定の大学生は、就活期間が短縮されたにもかかわらず、就職内定率の前年同期を1.2ポイント上回る81.7ポイントを記録(平成25年2 月1 日現在、文部科学省・厚生労働省調べ)。「就職活動のスタートにあたって、学生たちが企業のエントリーシートや説明会への参加を通じ『自分が何かをやり遂げた』という事実を、自信をもって表現できる世代」と捉えることができる。

 同社は今回のネーミングについて、「いかにも“頑張って仕事しています”といったニュアンスの動きをする。その一方で、多くの人が経験するのが行方不明にもなる。たいていはソファーの陰やベッドの下で立ち往生しているのだが、時には段差から転落して、裏返しになった亀のようにもがいていたりする。活用するためには、ある程度、部屋が片づいていることが必要で、雑然とした環境では能力を発揮しにくい」と、新入生との共通項を分析。

 「新卒新入社員の採用にあたり、育成のための研修プログラムを工夫する、組織として最初からプレッシャーを与えずコミュニケーションに配慮する、新入社員を孤立させないなど、職場として受け入れ環境を整え新人を育成していって欲しい」と、アドバイスを送った。

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