【働きビト】送別会“不要派”が65.9% 「面倒くさい…」

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あたなが会社を去るその日、送別会は必要ですか?

 春はお別れの季節です…。3月も中旬に入り、会社では急な部署異動や転勤発表があり、送別会を開く機会も多いはず。でも、その「送別会」は一体誰のため? 送り出される本人は、どう思っているの…? 社会人の常識を探るコラム『働きビト』では、自身が離職する場合に「送別会は必要か否か?」について緊急リサーチ。大きな声ではいえない、働きビトたちの本音とは?

 全国の働く20代〜40代の男女800人にアンケートを実施したところ、【開いてほしい】34.1%、【開いてほしいと思わない】65.9%と、約7割から否定的な声が挙がった。理由は「めんどくさい」「静かに去りたい」というものが多く、男女別でみても開催反対派の数字の変化はあまりみられなかった。

 性別・世代別でみると、最も【開いてほしくない】と感じているのは「40代・女性」(79.3%)。「辛気臭いから」、「何度か経験しているが、面倒」(ともに大阪府/40代/女性)、「お礼を考えないといけない」(福岡県/40代/女性)などなど、過去の経験から“回避したい”という気持ちが強く表れている。

 しかし、反対派の胸中はネガティブなものばかりではない。「別れがつらくなる」(京都府/40代/男性)、「自分のために送別会なんて、もったいない」(福島県/30代/女性)と、謙遜や寂しさから送別会を望まないと回答する人もいた。なかには「自分がメインの会は照れくさい」(東京都/20代/男性)と、最後のスピーチなどを避けたいという意見もあった。

 一方、【開いてほしい】という声が最も多かったのは「20代・女性」(44.8%)。こちらは「一緒に働いてきた仲間に感謝を述べる機会が欲しい」(北海道/20代/女性)と、最後だからこそお礼を伝えたいという人がちらほら。また「セレモニーとして大事だと思う」(東京都/40代/男性)と、退職の区切りとして開催に前向きな姿勢をとる人も。

 このほか、賛成派に意外と多かったのは、「好かれていたんだと、実感できる」(福岡県/20代/女性)、「送別会がないと、自分が必要とされていなかったという感じがして、寂しい」(東京都/30代/男性)と、円満退職の象徴、または職場の人に好かれていた証として、開催を望む声もあった。

 会社を去るその日、一緒に働いた同僚や上司・部下に対して「みんな大好き!」と100%の気持ちで言い切れる人は、なかなか居ないのかもしれない。しかし、終わり良ければすべてよし。送別会でいろいろな人の顔を見ながら、様々な思い出を振り返りつつ巣立っていくことは、決して「面倒くさい」ことばかりではないのでは?

【調査概要】
調査期間:2012年2月1日(金)〜2月7日(木)
調査対象:計800人(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の有職者20代、30代、40代の男女)
調査方法:オンライン調査
調査地域:全国
調査機関:オリコン・モニターリサーチ

>>第76回 働きビト「送別会は・・・?」

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