2013年08月19日 08時00分

20代男女、暑気払い「知らない」6割超

夏の恒例行事といえる“暑気払い”だが、若い世代には言葉自体の浸透度が低い。 [拡大する]

夏の恒例行事といえる“暑気払い”だが、若い世代には言葉自体の浸透度が低い。

 記録的な猛暑が続く中、少し遅ればせの暑気払いの実施を考えているビジネスパーソンも多いのでは? しかし、ホットペッパーグルメリサーチセンターが先ごろ発表した、20〜60代の男女を対象に実施した『食』に関する調査・研究によると、20代の男女とも60%以上が【暑気払いが何か知らない】と回答。会社員にとって夏の恒例行事ともいえる「暑気払い=飲み会」の図式は、徐々に薄れつつあるようだ。

 そもそも暑気払いとは、夏の暑さを払いのけようと、体を冷やす食品や漢方を摂取するなどして、暑さに負けない対策を講じること。オフィシャルな場では「暑さに打ち勝とう」という名目で開催される酒宴の席を指すことが多い。

 しかし、若い世代では会社での“飲み会離れ”が進み、暑気払いへの認識はやや低め。おおむね年代があがるほどその認知率や過去の参加経験率は上がっている。

<暑気払いが何か知らない(性年代別・単一回答)>
・20代:男性60.1%、女性65.9%
・30代:男性40.2%、女性42.5%
・40代:男性25.5%、女性31.6%
・50代:男性16.6%、女性25.0%
・60代:男性11.8%、女性20.3%

 続いて「暑気払い」に対するポジティブ/ネガティブの意識を聞いたところ、ポジティブ項目では「仲間や友人との親交や絆が深まると思う」が、【そう思う】+【ややそう思う】の合算56.2%で過半数を占め、最多。一方、ネガティブ項目での最多は「わざわざ暑気払いという名前をつけて開催する意義を感じない」。【そう思う】+【ややそう思う】の合計が39.9%を占めた。

【調査概要】
調査時期:2013年7月1日(月)〜7月9日(火)
調査対象:首都圏・関西圏・東海圏在住の20〜69歳の男女
有効回答数:10035人
データ出典:リクルートライフスタイル



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