職場で役立つ“いいね!”を気にしない生き方

他人の評価ばかりを気にしていてはNG、しっかりと自分を見つめてより良い生き方を [拡大する]

他人の評価ばかりを気にしていてはNG、しっかりと自分を見つめてより良い生き方を

 2015年12月に労働安全衛生法に基づく「ストレスチェック制度」が施行されたが、すでにチェックを受けたという人もいるのでは? 職場には仕事の量や質、対人関係などさまざまなストレス要因がある。人はそれぞれ物事への捉え方や考え方によって受けるストレスが異なると言われており、軽減するためには自分の考え方や捉え方のクセを知り見直すことが大切だ。今回はそのヒントを紹介する。

■褒められたい願望を捨ててみる

 人間には他人から価値ある存在と認められたい、尊重されたいと思う“承認欲求”が少なからずあるという。この欲は人が成長するために必要だと考える人もいる。しかし、あまりにもその気持ちが高まりすぎてしまうと、そうされなかった時に反動として、自分の存在意義を失ってしまったり、大きなストレスを抱えることになってしまったりするという。他人の評価ばかりを気にしていては、本当の自分が失われてしまうもの。自分は人から認められたい、褒められたいという思いが強いかも?と感じている人がいたら、まずは承認欲求を否定するよう意識してみることから始めてみよう。

■能力は正しく見極める 無理せずNOという勇気を

 次に自分自身に対する、周囲からの期待値を下げることを考える。自身に対する期待値を下げるというのは決して後ろ向きなことではなく、自分にできないことを「できる」と言って無理をしないことを指す。ビジネス面ではなかなか「これはできません」とは断れないものだが、無理して引き受けてミスをしたり、体調不良になったりすれば、かえって迷惑をかけてしまうことになる。しっかりと白旗が上げられるということは、自分の能力を適正に判断する第三者的視点があるという証でもある。もちろん、面倒だからと手を抜いて「できない」というのは言語道断だが、自分には何ができるのかを知っておくことはとても大事だ。

■ありのままの自分を受け入れ、その上をいく努力を

 そして、ありのままの自分を受け入れ認める“自己受容”も重要。たとえば、現状の自分にはできないことがあったとしよう。その場合は、できない自分を認め諦めるのではなく、その状況を把握しどうすればできるようになるかを考えて前に進む努力をすること。一時の他人の評価や目を気にするのではなく、目的のために動いているんだという自覚をすることも大切だと言える。

 職場には自分ではどうにもならないストレス要因もある。しかし、自身の物事の捉え方を変えることで気持ちが楽になり、結果的に仕事の好循環を生むことにつながる可能性も。まずは他人からの“いいね!”を気にしないことから始めてはいかがだろう。

(文/寺本亜紀=キャリアコンサルタント)


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