2011年10月24日 19時30分

“助演男優賞”内野聖陽、龍馬役の葛藤明かす「最初は自信なかった」

連続ドラマ『JIN-仁-』(TBS系)での坂本龍馬役が評価され、『東京ドラマアウォード2011』助演男優賞を受賞した内野聖陽 (C)ORICON DD inc. [拡大する]

連続ドラマ『JIN-仁-』(TBS系)での坂本龍馬役が評価され、『東京ドラマアウォード2011』助演男優賞を受賞した内野聖陽 (C)ORICON DD inc.

 俳優の内野聖陽が24日、都内で行われた『東京ドラマアウォード2011』授賞式に出席した。連続ドラマ『JIN-仁-』(TBS系)での坂本龍馬役が評価され、助演男優賞を受賞した内野は「最初は(龍馬が)濃すぎるかと、うっとうしいかなと、自信がなかったけど、プロデューサーに大丈夫と言われホッとしました」と、役作りに葛藤していたことを明かした。

 「世界に見せたい日本のドラマ」をコンセプトに、作品の質の高さや市場性、商業性も考慮して表彰する同賞で、『JIN-仁-』は昨年の連ドラ部門グランプリ受賞に続き、今年は“海外のマーケットで売れる作品”と称される「アジア賞」を獲得。2年連続で受賞という快挙に内野は「みんな一人ひとりが、ベストを尽くそうというのが偶然一致した環境だったと思う」と振り返り「何よりもプロデューサーの情熱、歴史への思いがあった。それに支えられたと思う」と感謝。龍馬役も人気を博し「土佐人の田舎臭さなどを感じ取ってもらえたかな」と改心の笑みを浮かべていた。

 以下は、受賞作と受賞者一覧


【連続ドラマ部門】
グランプリ
『フリーター、家を買う。』(フジテレビ系)
優秀賞
『セカンドバージン』(NHK)
『Q10』(日本テレビ系)
『JIN-仁-』(TBS系)
『モテキ』(テレビ東京系)

【単発ドラマ部門】
グランプリ
『99年の愛 〜JAPANESE AMERICANS〜』(TBS系)
優秀賞
『さよならぼくたちのようちえん』(日本テレビ系)
『遺恨あり 明治十三年最後の仇討』(テレビ朝日系)
『なぜ君は絶望と闘えたのか』(WOWOW)
ローカル・ドラマ賞
『見知らぬわが町』(NHK)
『ニセ医者と呼ばれて 〜沖縄・最後の医介輔〜』(読売テレビ)

【アジア賞】
『JIN-仁-』(TBS系)

【個人賞】
主演男優賞
二宮和也「フリーター、家を買う。」
主演女優賞
鈴木京香「セカンドバージン」、芦名愛菜「マルモのおきて」「さよならぼくたちのようちえん」
助演男優賞
内野聖陽「JIN-仁-」
助演女優賞
満島ひかり「モテキ」「さよならぼくたちのようちえん」
脚本賞
大石静「セカンドバージン」
演出賞
和泉聖治「相棒 season 9」
プロデュース賞
橋本芙美「フリーター、家を買う。」「マルモのおきて」
特別賞
「JIN-仁-」製作スタッフ

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