2011年05月10日 13時10分
開局52年でテレ朝初のマスコットキャラクター誕生 サンリオと共同開発
テレビ朝日初のマスコットキャラクター『ゴーちゃん。』 (C)ORICON DD inc.
テレビ朝日は10日、サンリオとの共同開発によるマスコットキャラクター『ゴーちゃん。』を発表した。“エクスパンダ星”からやってきたパンダ王子で、本名はゴーエクスパンダ。パンダ離れした身体能力で空手二段の実力者でもあり、会見でも見事な“型”をお披露目した。『ドラえもん』や『クレヨンしんちゃん』といった人気アニメキャラをはじめ、『お願い!ランキング』のお願い戦士など番組発キャラはあるものの、局として発信するキャラクターは1959年2月の開局以来初めて。
地球にやってきたばかりのゴーちゃん。は、ハート型の鼻でハミングを奏で、大きな目で光を照らし、360度から聞こえる大きな耳でみんなの思いを受け取るかわいい“パンダ型ロボット”。誕生日は5月5日の子供の日で、王子ゆえに空気が読めない一面もあるという。かわいらしさを武器に、今年4月から一般公開された上野動物園のジャイアントパンダ・リーリーとシンシンとともに日本に元気を与えてくれそうだ。
会見セレモニーにはサンリオの人気キャラクター・ハローキティとデザイナーの山口裕子氏も駆けつけ、“後輩”の門出をお祝い。ゴーちゃん。のデザインも手がけた山口氏は「ゴーちゃん。は生まれたばかりなので、何年もかかってビッグなスターになってくれることを祈っています」とエールを送り、テレビ朝日の早河洋社長も「世界の子供たち、女性たちに愛されるキャラクターに育ってくれれば」と目を細めていた。
今後は地上デジタル放送“テレビ朝日デジタル5チャンネル”の象徴として同局の情報番組やイベント、スポーツ中継などに登場して応援する仕事を務めることになり、本社と東京駅にあるテレアサショップでのグッズ展開も予定。両社がそれぞれの分野で培ってきたノウハウをもとに手を組んでキャラクター事業を行っていく。