2009年12月07日 13時00分
『M-1グランプリ2009』決勝進出コンビが決定! 笑い飯が8年連続決勝へ
(左から)ナイツ、南海キャンディーズ、東京ダイナマイト、ハリセンボン、笑い飯、ハライチ、モンスターエンジン、パンクブーブー (C)ORICON DD inc.
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年末の風物詩となった漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2009』の決勝進出8組が7日、東京・六本木のテレビ朝日で発表された。東京ダイナマイト、ナイツ、南海キャンディーズ、ハライチ、ハリセンボン、パンクブーブー、モンスターエンジン、笑い飯に、当日決定の敗者復活組を加えた9組で20日に優勝が争われる。M-1常連の笑い飯はこれで8年連続の決勝進出、初の2連覇を狙うNON STYLEは敗者復活戦に望みを託す形となった。
この日の会見では勝敗を大きく左右するネタ順を決める公開抽選が行われ、以下のとおりに決定。大会委員長の島田紳助は「あっという間に1年過ぎて、M-1の季節がやってきた。スターの入り口です。優勝した瞬間に給料は10倍、吉本の場合は1.8倍でしょう。ぜひ、敗者復活には負けないでください」と出演者らにエールを送った。
今回がラストチャンスとなる笑い飯の西田幸治は「毎回、『今年の出来は〜』って聞かれる。ボジョレー・ヌーヴォーみたい。対策は、もう8回出てるのでね、わかってます。大きな声でボケることです!」。相方の哲夫も「NON STYLEが上がってきたら、連覇阻止しようってなるけどいないのでね」といささか消化不良気味にコメントした。
ライバルの存在や意気込みを聞かれると、東京ダイナマイトのハチミツ二郎は「敗者復活がここ最近強い。まぁ、でも、対策練らずに決勝まで来れたんでね」と焦りはみせずドッシリと構えた。一方、南海キャンディーズの山崎静代は「ライバルは上戸彩」と女としての闘士を司会に向け、相方・山里亮太も「優勝賞金は婚活に使いたい」と恋人探しをアピールした。
年齢、国籍、性別、プロ・アマ、所属事務所を問わずコンビ結成から10年以内なら誰でも出場できるM-1は、毎年過去最高のエントリー数を更新し続け、今年は昨年より140組より多い4629組が予選に参加。注目度は年々増し、サンドウィッチマンが敗者復活戦から史上初の優勝を成し遂げた2007年は関西で30.4%、関東で18.6%、路上漫才出身のNON STYLEが初優勝を決めた昨年は関西で35.0%、関東で23.7%という視聴率をマークした。
司会は昨年同様、今田耕司と上戸彩が務め、審査員は島田のほかダウンタウン松本人志らが名を連ねる。優勝賞金1000万円とM-1王者の称号を手にするのは果たして誰になるのか、激戦の模様は今月20日(日)午後6時半よりABC・テレビ朝日系で完全生放送されるほか、注目の敗者復活戦も当日午後4時より初めて地上波生放送が決定している。
■決勝進出コンビ=ネタ披露順(所属事務所)
1.ナイツ(マセキ芸能社)2年連続2回目
2.南海キャンディーズ(※)4年ぶり3回目
3.東京ダイナマイト(※)5年ぶり2回目
4.ハリセンボン(※)2年ぶり2回目
5.笑い飯(※)8年連続8回目
6.ハライチ(ワタナベエンターテインメント)初出場
7.モンスターエンジン(※)2年連続2回目
8.パンクブーブー(※)初出場
※よしもとクリエイティブ・エージェンシー
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