2013年03月01日 18時24分
稲垣潤一、スーパーGTの監督就任「昨年以上の成績を」
監督就任会見に出席した稲垣潤一 (C)ORICON DD inc.
歌手の稲垣潤一(59)が、人気モータースポーツ・スーパーGTシリーズ300のグリーンテックレーシングチームの監督に就任し1日、都内で監督就任会見を行った。
市販車を改造した車両で競うスーパーGTシリーズは、日本国内で開催されている四輪モータスポーツで約50万人と最も多くの観客を動員する人気スポーツ。国内A級ライセンスを取得し、以前はVWゴルフポカールシリーズやアルテッツァシリーズなどドライバーとして出場経験のある稲垣は「監督業はどういうふうにやったらいいかわからない」と不安を見せつつも「昨年以上の成績を収めたい」と意気込みを語った。
同チームの前監督・佐川雅彦氏と共通の友人を介して昨年の10月に監督の依頼を受けた稲垣。歌手活動との両立で多忙を極めるが「普段、時間があればサーキットには監督として伺いたい」と意欲的。1年間で公式8レース、ノンタイトル2レースがあるうち「3分の2くらいは顔を出せる」といい、「子どもの頃から好きなサーキットに行くと子どもの頃の気持ちに戻るので、リフレッシュになれる」と笑顔で話した。
就任会見には、元F1ドライバーの片山右京とAKB48の竹内美宥も参加。自身もライバルチームの監督を務めている片山から花束を贈呈され稲垣は「心が広いですね」と感激。片山は「憧れの稲垣さんに『うちの車を抜くな』と言われたらドライバーに抜いちゃダメっていっちゃう」と恐縮しきりだった。
稲垣は4月6日の岡山国際サーキットで開催される開幕レースで監督デビューを果たす。