2011年12月22日 04時00分

GQ発表『2011年最も輝いた男』にダルビッシュ有、佐々木則夫監督ら5名

「ヒーローは君で賞」を受賞したダルビッシュ有選手

　男性誌『GQ JAPAN』（月刊／コンデナストジャパン）が、その年に“最も輝いた男性”を表彰する『GQ Men of the Year 2011』を22日、最新2月号（同日発売）の誌面で発表した。芸能界からは、今年はソロとしての活動も目覚ましかった嵐【大野智】、震災復興を音楽で支援し続ける【坂本龍一】が選出。スポーツ界からは震災後の日本に大きな感動を与えた女子サッカー日本代表【佐々木則夫】監督と、メジャーリーグへの移籍を目指す【ダルビッシュ有】投手、そして今年のビジネスシーンを振り返るには欠かせないグリー株式会社の代表取締役社長【田中良和】氏が選ばれた。

　同誌が今年選出した顔ぶれは、日本が力強くあるために“パワーを与えた男”、そして“パワフルに活動した男”たち。嵐のリーダーとして活躍し、そのかたわらで絵画やフィギュア制作などの作品も生みだす大野。今年は主演作『怪物くん』の劇場公開もあり『君こそ「怪物くん」で賞』を受賞。同じくアーティストの坂本龍一は、震災後に被災地周辺の地域産材を活用した木造仮設住宅の製作、さらにアーティストたちの作品を復興のための寄付と引き換えに贈呈する「kizunaworld.org」も立ち上げるなど、音楽家の枠を超えた支援活動に対し『例外的「活動家」で賞』が贈られた。

　このほか、スポーツ界では“なでしこジャパン”をW杯優勝に導いた知将・佐々木監督に『世界のリーダーで賞』、25歳にして「5年連続の防御率1点台」という日本球界に大記録を残したダルビッシュには『ヒーローは君で賞』を授与。そしてモバイルソーシャルゲームを提供し、個人がそれぞれ楽しむものであったコンシューマーゲームの世界を人と人とのコミュニケーションの場へと進化させた田中社長は『GREEで検索しま賞』が決定した。

　同賞はアメリカをはじめ、イギリス、ドイツ、インド、中国、韓国など世界11ヶ国で展開。日本では2006 年にスタートし、昨年は表紙をサッカー日本代表・本田圭佑選手が飾り、AKB48の生みの親である作詞家の秋元康氏、また俳優の香川照之や向井理、そして事業家の孫正義氏などが受賞した。

＞＞写真はこちら！　“最も輝いた男”たちのソロショット一覧