【歌舞伎】中村歌昇&種太郎、9月に親子同時襲名

中村歌昇(右)と中村種太郎が親子揃って襲名へ (C)ORICON DD inc.   [拡大する]

中村歌昇(右)と中村種太郎が親子揃って襲名へ (C)ORICON DD inc.  

 歌舞伎俳優の中村歌昇(55)と歌昇の長男・中村種太郎(22)がそれぞれ『三代目中村又五郎』および『四代目中村歌昇』を襲名することになり6日、都内で会見を開いた。9月の東京・新橋演劇場公演『秀山祭大歌舞伎』より同時に襲名する。前例の少ない“親子同時襲名”に歌昇は「今も冷や汗をかいております」。「人間国宝」と呼ばれた先代の名跡を継ぐべく「播磨屋(※屋号)の一員として、ますます芸能に精進し播磨屋の芸を身につけ、舞台に一生懸命取り組みさせていただきたいと思っております」と真摯に語った。

 歌昇は1981年6月、歌舞伎座『船弁慶』の静御前・平知盛の霊で三代目中村歌昇を襲名。以後、『石切梶原』の俣野景久など立ち役として幅広い役柄を演じ活躍している。種太郎は1994年6月、歌舞伎座『四代目中村時蔵三十三回忌追善』の「道行旅路の嫁入」の旅の若侍で四代目中村種太郎を名乗り初舞台。子役時代から数多くの役を演じ、若手立役の一人として注目を浴びている。

 親子そろっての襲名に歌昇は「皆様のご理解と、(二代目中村)吉右衛門兄さんのお力添えがなければ、この日を迎えることは出来なかった」と感謝。初の襲名となった種太郎は「いまだに、全く実感はありません」とあいさつし「父はもちろん、私が見たことのない祖父が名乗っていた名前なので感慨深い。ますます勉強して精進していく所存でございます。ありがたい機会を与えて頂き、これを逃すことなく、良い結果を出せるように努めていきたい」と父を前に誓いを立てた。

 会見にはほかに二代目中村吉右衛門(66)も出席し「襲名は名前が替わるだけじゃなく、伝統歌舞伎としての責任感を持って、殻を破れる効果がある。又五郎は、さらに飛躍してくれると思います」と期待を寄せた。

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