中村勘三郎、「歌舞伎座」閉場で「泣きそう」

中村勘三郎 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

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 歌舞伎俳優の中村勘三郎が14日、都内で行われた主演歌舞伎『佐倉義民傳』の製作発表会見に出席した。今月末をもって建て替えに入る歌舞伎座で現在、28日まで行われるラスト公演『歌舞伎座さよなら公演御名残四月大歌舞伎』に出演中の勘三郎は、「寂しくなります。壊すまで“あと17日”って出ているから非常に残酷で。あそこで育ちましたからね、感傷的になってます。泣きそうになっちゃう」としんみり話した。

 同作は下総佐倉(現在の千葉県佐倉市)の領主による圧政に苦しんだ領民のため、名主・木内宗吾(中村)が国と民を守ろうと江戸まで赴き、自らの命を懸けて将軍に直訴するという事件を描く。木内を演じるのは2度目という勘三郎は、役どころを「抑えて、抑えて、抑えて…という役。私はカーッとなってしまうし、どっちかというと発散する役が得意。耐え忍びます」と笑いを誘った。

 歌舞伎座には「生活の一部になっちゃってるから。今日から『コクーンをよろしく』って言わなきゃいけないな」とその表情は寂しげ。また“お上への直訴”を描く同作にちなみ、直訴したいことを問われると「子役が大変な芝居なんだけど、21時以降出られないとかで子役が使えない。これが国への直訴ですね」と役者ならではの悩みを訴えていた。

 会見にはほかに演出・美術を手がける串田和美、松竹専務取締役の安孫子正氏、東急文化村代表取締役専務の高木仁氏が出席。コクーン歌舞伎第11弾『佐倉義民傳』は東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンにて6月3日(木)〜27日(日)上演。

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