嬉しさと寂しさと・・・六代目三遊亭円楽、涙の襲名披露会見

涙を浮かべながらあいさつを述べる六代目三遊亭円楽 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

涙を浮かべながらあいさつを述べる六代目三遊亭円楽 (C)ORICON DD inc. 

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 落語家の三遊亭楽太郎改め六代目三遊亭円楽の襲名披露会見が2日、都内のホテルで行われた。師匠が名乗った偉大な名前を襲名することになった円楽は、入院中の病院から、会場に駆けつけた桂歌丸らのあいさつを聞きながら「2つの涙が出ました。1つは33年ぶりに寄席で披露できること。もう1つは口上の席に大将(先代の円楽)がいないことですね…」と時折涙を拭いながら語った。六代目を襲名したことには「嬉しさはあるが、やっぱり自分の中では(円楽と言えば)師匠。(呼び名は)六代目!として欲しい」とした。

 先月24日に体調不良を訴え入院、軽い肺炎の診断を受けているにもかかわらず会場に姿をみせた歌丸は「(円楽とは)今まで通りの付き合いを変えない。小言も言うし、励ましもします。(呼び名は)“腹黒”のままです!(寄席での襲名披露興行は)私のところへ相談がありましたが(周囲の)反対はなく一発で決まりました」とコメント。そして「彼は運のいい人ですよ。一方、運が悪いのは私。肺炎になりまして“はいえん(大変)な騒ぎ”になった。これぐらい言わないと(笑点の)司会を乗っ取られそう」と笑わせた。このほか、三遊亭鳳楽、円橘、小遊三らも駆けつけ、六代目誕生を祝った。

 昨年10月の五代目円楽死去から約5か月。晴れの舞台に円楽は「(寄席への出演は)落語界のためになると思う。そして、落語をやっている仲間たちにお役に立てればいいと思っています」と気を引き締めた。そんな中、歌丸から「(寄席の)最初の5日間は七転八倒の苦しみを味わうと思う」と厳しい声が飛ぶと「じゃあ、5日間は休みます」と、いつもの調子で切り返し、笑いを誘う一幕も。今後については「襲名でごろっと(芸風が)変わることは無い。でも、人生の幕を閉じる時に『2代続けてよかったなぁ』と言われたい」とキッパリ。今は亡き師匠へは「名前は大きく出来ないけど、つぶさない。守っていきたいと報告したい」と話した。

 また、最後には一昨年からプロデュースしている『博多天神落語まつり』の経験などを生かし、今後は新作、古典、ベテラン、若手などこれまでにない新たな形での落語会開催プランを落語仲間や事務所など関係各所にプレゼンテーションしていく意向も明かしていた。

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