6度目の出場でV奪取! 王者あべこうじ 「もう出たくない」とR-1卒業示唆

トロフィーを手にガッツポーズをキメるあべこうじ (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

トロフィーを手にガッツポーズをキメるあべこうじ (C)ORICON DD inc. 

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 “一人話芸”の日本一決定戦『R-1ぐらんぷり2010』で悲願の初優勝を遂げたピン芸人・あべこうじが23日、東京・台場のフジテレビで決勝戦終了後に会見を開いた。“R-1の常連組”で知られ、ようやく栄冠を奪取したあべは「漫談で優勝するのは無理、難しいって言われていたがこのスタイルにこだわりたかった」と自信に満ちた表情。その一方で「気持ち的にはもう出たくない。(優勝後)『やっと卒業できる!』と言いましたし、もう戦いたくない。こんなに白髪が増える大会はない。(毎回)染めてるんですよ…」という本音を明かした。

 6度目の決勝進出で悲願の優勝を果たしたあべは、1度目のネタ披露では審査員7名のうち、板尾創路が唯一83点をつけた以外は、全て90点台をマーク。大会V3を狙うなだぎ武に続き、2位で通過した。あべはこれまでの経験から「同じ内容が被ったらダメ」と考え、1本目はお芝居と漫談を合体させたもの、2度目のネタには審査員の桂三枝が「皆が笑えるという“目のつけどころ”が良かった! 達者ですね」と褒めたように「ドレミの歌」を替え歌にした漫談で勝負。最終ジャッジでも、エハラマサヒロに入れた板尾以外の6名全員があべを選出した。

 過去最多エントリー3539人の頂点に立ち、番組終了間際に男泣きしたあべは「2007年に一度(キャラやスタンスの)変更を考え、コントを試したりもしていました」と試行錯誤を繰り返してここまでたどり着いたと強調。今回は、3回戦で2本目のネタを試し、準決勝で1本目のネタを披露して自信を掴んでいたといい「(決勝も)自分がやりたいことはできたと思う。勝因? わかりません!」と振り返った。

 優勝賞金500万円の使い道には、冷静な表情で「応援してくれた、そしてピン芸人で一緒にライブをやってきた後輩にハワイ旅行をおごり、PSPをプレゼントしたい。残りは、家のくぼんだところにはわせて消します」と語り、今後については「マルチに活躍したい。まずは昼ドラに出たいし、あと占い師からミュージシャンがいいと言われているので目指したい」と冗談とも本心ともつかめぬコメント。

 これまで「意外と感動屋で意外とウザいキャラ。何年か前にも(決勝後)舞台裏で悔しくて泣いてしまった…」と感情を露にしてきたあべ。関係者によると、この日はあべの苦労を知る司会者の1人・宮迫博之雨上がり決死隊)が「もらい泣きしそうでした」と語ったのをはじめ、プロデューサーやスタッフが一様に嬉し泣きしていたという。周囲のスタッフに支えられ、優勝会見の第一声も「すみません〜マジでうれしいっす」と謙虚に語ったあべの“信念”が実を結んだ形となった。

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 2009年2008年2007年

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