2009年12月15日 15時00分
2009年“ヒットCM”No.1はソフトバンク 「白戸家+SMAP」人気で3連覇
1位になった「ソフトバンク」CMの“白戸家”シリーズの出演者
■今年ヒットしたCMランキング TOP10
CM総合研究所は15日、今年度(08年11月〜09年10月)オンエアされ最もヒットしたCM『CM-Branding評価』を発表した。1位は3年連続で“白戸家シリーズ”の根強い人気に加え、新たにイメージキャラクターとしてSMAPが登場するなど話題を呼んだ「SoftBank」(ソフトバンクモバイル)が獲得。また、2位に「au」(KDDI)、3位は「NTT ドコモ」(エヌ・ティ・ティ・ドコモ)となり、昨年に引き続き携帯電話会社がTOP3を独占した。
『CM-Branding評価』は、毎月消費者3000人に行っているアンケート調査をもとにした好感度や、実際にCMが売上を伸ばしたかなどを審査し、1年間に東京キー5局で放送された全9211銘柄の中からTOP10を選出。1位の「SoftBank」は、CM好感度調査で観測史上最高のスコアをたたき出すなど人気となり、3連覇を達成した。
携帯電話会社が上位を占めるなか、2009年のヒットCMには歌とダンスを組み合わせたCMも目立った。4位の佐々木希や佐藤健がコミカルなダンスを見せる「Fit’s」(ロッテ)や、7位の大地真央らがキャビンアテンダントとなって踊る「ボス」(サントリー)などリズミカルな楽曲にあわせたダンスが印象的なCMがランクインしたほか、TOP10には入らなかったものの中村獅童と松田翔太がマッチョな男性40人とダンスを繰り広げる「プロテインウォーター」(サントリー)、CM初出演のIMALUらが“ポッキーダンス”を披露する「ポッキーチョコレート」(江崎グリコ)など強烈なインパクトを残すCMが今年は数多く登場し話題となった。
5位には今年ブレイクしたお笑いコンビ・オードリーがCM出演する「ニンテンドーDSi」(任天堂)がランクイン。オードリーの勢いそのままに昨年の404位から大きく順位をあげた。また、宮崎あおいが出演する「もっと頼れる医療保険 新EVER」(アフラック)は新キャラクターの“まねきねこダック”が登場し、さらに話題となったことで9位となり、同社初のTOP10入りとなった。
集計期間:2008年11月度〜09年10月度
今年度のCM展開:全9211銘柄
(すべてCM総合研究所調べ)
◆今年話題のCMが勢ぞろい! 1月から12月まで一挙公開
『2009年度 銘柄別 CM-Branding評価』TOP10
順位 (前年) | 広告主・商品 | 主な出演者 | |
(1) | 『SoftBank』 ソフトバンクモバイル 「SMAP大移動」ほか | 上戸彩、樋口可南子、ダンテ・カーヴァー、北大路欣也、SMAP、木村拓哉、中居正広、香取慎吾、稲垣吾郎、草なぎ剛 | |
(3) | 『au』 KDDI 「朝の始まり篇」ほか | 嵐 | |
(2) | 『NTT ドコモ』 エヌ・ティ・ティ・ドコモ 「家族だから篇」ほか | 松山ケンイチ、堀北真希、劇団ひとり、山崎努、成海璃子、 | |
(新) | 『Fit’s』 ロッテ 「噛むとフニャン篇」ほか | 佐々木希、佐藤健 | |
(404) | 『ニンテンドーDSi』 任天堂 「衣装篇」ほか | オードリー | |
(17) | 『ファンタ』 日本コカ・コーラ 「ファン太郎が行く篇」ほか | 朝青龍 | |
(9) | 『ボス』 サントリー 「歌うCA篇」ほか | 大地真央、西川史子、佐々木希 | |
(64) | 『キリン一番搾り生ビール』 キリン 「夏・サーバー篇」ほか | イチロー、松嶋菜々子 | |
(新) | 『もっと頼れる医療保険 新EVER』 アフラック 「まねきねこダック登場篇」ほか | 宮崎あおい | |
(13) | 『フレッツ光』 東日本電信電話株式会社 「大忙し篇」ほか | 川島海荷、田中要次 |
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