仲代達矢、9年ぶり主演で喜寿目前に万感 「役者としても晩年を迎えた」

9年ぶりに映画で主演を務める仲代達矢 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

9年ぶりに映画で主演を務める仲代達矢 (C)ORICON DD inc. 

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 俳優・仲代達矢が9年ぶりに主演する映画『春との旅』の完成披露試写会が7日、東京・有楽町朝日ホールであり、上映前にキャストと小林政広監督が舞台あいさつを行った。仲代演じる元猟師・忠男が、徳永えり演じる孫娘・春とともに終の住み処を求めて旅をするロードムービー。仲代は「60年間、映画に出演させていただいて、12月13日喜寿を迎えます。役者としても晩年を迎えたつもり、この映画に出会えて誇りに思っております」と万感の思いを込めた。

 忠男の姉・茂子役で出演する女優・淡島千景は、「長く生きていたからこうして楽しく芝居をさせていただける、素晴しい作品に出していただけるんだと思って、感謝しております」と仲代の喜寿を祝福。耳の病気・メニエール病で9月に主演舞台を降板した女優・美保純も元気な姿を見せ、「おばさんの役を演じたが、しっかりおばさんになっていたのが嬉しくて。やっぱり出るほうがいいなと思いました。楽しかったですね」と話した。

 小林監督から「かつての大竹しのぶさんではないが、こんなに演じることに集中できる女優さんはいない」と絶賛された徳永は「題名どおり“春”と過ごした旅。いろんなことがあったが、素敵な時間を過ごせたと思っています。私にとって財産になりました」と緊張で声を震わせていた。

 同作は小林政弘監督がシナリオを書き下ろしてから8年越しで実現させた作品。1ヶ月にわたってオールロケを敢行した小林監督は、撮影スタッフやロケ協力者なども舞台上に呼び寄せ、「現場で怒鳴ったりしたのは映画の神様のせい」と詫びながら、労をねぎらった。

 映画『春との旅』は2010年5月、全国公開。

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