【働きビト】“無料化”への声、「高速道路」より日常生活に密な「医療費」への要望多数


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 社会人の常識・非常識から恋愛事情まで、様々な分野でのスタンダードを探るコラム、ORICON STYLE『働きビト』。政権交代を果たし、勢いに乗る民主党が、マニフェストの目玉の1つとして掲げている“高速道路の利用無料化”。同案については、さまざまな意見が交わされ、未だ物議をかもしているが、やはり“無料化”への国民の関心は高い。そこで第16回目となる今回は、『無料化してほしいと思うもの』をテーマにアンケートを実施。結果、【医療費】が1位に挙がり「高齢になった時に不安だから」(東京都/20代/女性)、「誰しも必ず関わることなので」(山形県/30代/女性)と、いつ自身に襲いかかるかもしれない“病気”を不安視し、無料化を望む声が多数を占めた。

 日常生活を平穏に送っていたとしても、我々は常に病気やケガと隣り合わせ。病気やケガを負ってしまった際、例え軽い症状であったとしても、生活に支障をきたすだけでなく、家計への打撃も馬鹿にならない。そのためか「もしもの時、国民全員が安心できる保障は必要」(千葉県/30代/女性)といったコメントが多く挙がった。もし、仮に無料化された場合には、実際に実施しているイギリス、カナダ、デンマークなどの諸外国と同様、増税を伴う可能性もあるが、「税金が高くなってもみんな満足するのでは」(東京都/30代/男性)と“増税の痛み”はかえりみないと答える人も少なくない。

 2位にあがったのは、移動手段の1つとして欠かせない【鉄道料金】の無料化。現在、提案されている高速道路の無料化を引き合いに出し「普段高速をあまり利用しない人たちにとっては役に立たないから」(東京都/20代/男性)という声と共に、問題視されている“二酸化炭素の排出量増加”についても「高速より鉄道を無料にした方がはるかに環境のことを考慮していると思うので」(埼玉県/20代/女性)という意見が挙がった。

 続いて「観ていないのに払うのはおかしい。払ってない人が観られるのもおかしい」(神奈川県/30代/男性)などの不平がもれた【NHK受信料】が3位。仕事の都合でなかなか平日に出向くことが出来ない、「金利に対して高すぎる」(東京都/20代/男性)という【ATM手数料】が4位に。6位は【学費】で、家計の問題が提起されたほか「経済的理由で進学をあきらめている方は少なくない。有能な人材を育成するには必要なことだと思う」(新潟県/30代/女性)と、国の成長のためにもさらなる人材育成に期待を込めていることがわかる。

 実施が検討されている高速道路以上に、日常生活に密な物事に対して“無料化”が求められている様子が伺えた今回の調査。もちろん、これらを無料化にしたことで生まれるのはメリットだけではないが、【医療費】や【鉄道料金】、【学費】に票が集まっていることを考えると、“安心して暮らしたい”と願う国民の心の声が聞こえてくる。

【調査概要】
調査期間:2009年10月28日(水)〜11月2日(月)
調査対象:計1000人(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員で職業の登録属性が、「公務員」、「経営者・役員」、「会社員(事務系)」、「会社員(技術系)」、「会社員(その他)」、「契約社員・派遣社員」にチェックしている方。未婚20代、30代の男女、各250人)
調査方法:インターネット調査


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