森光子、国民栄誉賞受賞会見「バチが当たっちゃう」 『放浪記』来年再演へ

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 女優の森光子が1日、総理官邸での国民栄誉賞授与式後に都内ホテルで受賞記念会見を開いた。表彰状と盾、副賞のオメガの時計を贈呈された森は「ありがとうございました。国民栄誉賞、頂戴してまいりました。現役でまだ自分の芝居をやりながらの受賞。バチが当たっちゃうほどの幸せ」と感謝の弁。また『放浪記』が来年5月6月に東京・日比谷のシアタークリエで再演されることが発表された。

 1961年の『放浪記』初演以来、代役なしで主人公・林芙美子を演じ、自身の誕生日でもある今年5月9日に2000回を達成。単独主演上演回数の国内記録を千秋楽で2017回に更新した。

 現役女優としては初の受賞で、文化勲章と国民栄誉賞の両受賞者は故・黒澤明監督以来、2人目の快挙。『放浪記』の千秋楽後に行った会見では「芝居さえあれば、闘える意欲や健康を維持できると思う。一番の秘訣は健康」と約半世紀の間、主役を継続してこれた秘訣を嬉しそうに語った。

 授与式では、麻生太郎首相から「これからもいい芝居を見せてください」と声をかけられたそうで、会見では報道陣から「他に何か欲しいものはありますか?」と質問されると「年を“取って”欲しいですね。そういう気持ちがわからないでしょうね、(質問した報道陣が)お若いから」とユニークな返答で笑いを誘った。

 再演決定を受け森は「大きな“ご褒美”の前から(再演の話が)あったらしくて。何度も何度も観てくださったお客様の愛が先にあったんですね。その話が東宝に出てたそう。素直にやりたいと(自分から)言えばいいのに、向こうから言ってくださるのを待っていた」と目尻を細めていた。

 森は今年11月の明治座公演『晩秋』(主演は歌舞伎俳優の坂東三津五郎)で受賞後初の舞台に臨む。

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