パワハラ・セクハラの基準は? 社会人の意識調査

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 パワーハラスメント(以下パワハラ)とセクシャルハラスメント(以下セクハラ)は会社で働いている人にとって、仕事に支障をきたすなど大きな問題といえる。そこでオリコンでは20代から40代の社会人に『パワハラ・セクハラだと思うもの』についてアンケートを実施(複数回答可)。いろいろな意見が寄せられたが「受けている側が嫌だと思うことはパワハラ・セクハラにつながる」と感じる人が多いようだ。

 『パワハラだと思うもの』では【昇進や昇給、又は降格や減俸を示唆して、上司に何かを強要される】が最も多く、女性の85.2%、男性の79.7%がパワハラだと回答。「これこそパワハラだと思うので」(宮城県/40代/男性)など「パワハラといえばこれ」という人が多く、典型といえそう。

 また、【「だからお前はダメなんだ」などと常に叱責される】が「存在価値を否定されている気がするから」(東京都/20代/女性)と女性から多くあげられ総合4位。男性からは【タバコ・飲み物などを買ってこさせられる】が女性に比べて多くあがっており(総合11位)、「いじめに近い」(岡山県/30代/男性)と感じる人もいるようだ。

 一方、『セクハラだと思うもの』に関する調査で最も多くの人があげたのが【仕事の打ち合わせと称して、食事に誘い、執拗に交際を迫る】。「仕事の関係で断れないのをいいことに関係を迫るのは許せない」(岡山県/40代/女性)、「執拗に交際を迫る・・というのはセクハラを通り越して、もはやストーカーだと思うので」(福岡県/40代/男性)など厳しい声が多く集まり、これはセクハラだという思いが一番強く表れた。

 総合8位に上がったのは【ニヤニヤしながら自分を見ている】。「女性回答編」では6位ながら「男性回答編」ではTOP10圏外と男性はセクハラとあまり思わない人が多いよう。「何を考え、何を思っているのかがわからないので嫌」(東京都/40代/女性)など、同じ行為でも女性にとっては“不気味”、男性にとっては“特に気にならない”というように、異なる傾向を示しているのが面白い。

 「セクハラは受けている側の捉え方次第だと思う。相手に好意を持っていたら同じことをされてもセクハラだとは思わない」(千葉県/30代/女性)、「されて嫌だと思うことはすべてセクハラだと思う」(熊本県/30代/男性)という声も寄せられ、はっきりとした定義付けが難しいだけに受けとめる側の判断次第という側面もありそう。また「嫌なことをされたら、なんでもかんでもパワハラ・セクハラというのは間違いだと思う」(熊本県/40代/男性)といった意見もあり、やはりその基準は難しいが、日頃からマナーを持ったコミュニケーションを心掛けることと、相手を慮ることが大切なようだ。

(2008年5月29日〜6月2日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員会員で、会社員(事務系/技術系/その他)、公務員、経営者・役員、契約社員・派遣社員の20代、30代、40代の男女、各200人、合計1,200人にインターネット調査したもの)


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