2013年11月08日 10時00分

【働きビト】ため息はつかない!剛力彩芽、笑顔の秘策は「母との絆」

母との会話でその日をリセット! ポジティブな気持ちで仕事にまい進する剛力彩芽 (撮影:逢坂聡) [拡大する]

母との会話でその日をリセット! ポジティブな気持ちで仕事にまい進する剛力彩芽 (撮影:逢坂聡)

 今年は大河ドラマに月9主演、歌手デビュー、さらに17本のCM・広告出演と、とにかくテレビで見ない日はなかった人気女優・剛力彩芽(21)。はつらつとした笑顔が印象的だが、最新出演作『清須会議』(三谷幸喜監督作)では、眉をつぶして笑顔を封印。新境地を切り拓いた。そこで転職サイト・ORICON STYLE“Career”では、過密スケジュールのなかを全力で走り続ける剛力に、仕事への心構えをインタビュー。剛力の笑顔を支え続ける母との絆が語られた。

■仕事への向上心と様々な感情が溢れ出した1年「もっと貪欲にいきたいな」

―― 今年はモデルから女優業に加え歌手デビューに番組MCと幅広いご活躍でしたが、振り返っていかがでした?

 初めてのお仕事、現場をたくさん経験させていただいた1年でした。分からないことだらけのなか、みなさんに教えていただくことばかりで。とにかく吸収して、吸収して…吸収した分、色々な自分を出していく。

 気がつくと、自分の中でどんどん“もっともっと、こうしたい”という強い思いが生まれて、貪欲にいきたいなって(笑)。そういう気持ちも含めて、自分自身も知らない一面、いろんな感情が溢れ出た1年でした。

―― 夢中になっているお仕事だからこそ、落ち込んでしまったりすることは?

 基本的には落ち込んだりすることがあまりないんです(笑)。幼い頃から、母がいつも「彩芽は強い子だ」って言ってくれたおかげで、周囲ばかりを気にするとか、誰かをライバルって感じたりすることもなく過ごしてきました。仕事では反省もしなくちゃいけないし、目標に向かって自分の改善点を見つけていかなくちゃいけない。落ち込んでいる時間がないって思います(笑)。

■一日の出来事をすべて母に話してスッキリ! 大事なことは「寝たら忘れる」

――忙しさに負けずに仕事へのモチベーションを保つ方法ってあるのでしょうか?

 私は実家暮らしなので、なんでも母に話すんです! その日あったことを全て母に話さないと、私の気がすまない(笑)。話を聞いてもらえることで、気持ちがすごくスッキリします。

 もし、失敗したことを気にして誰にも話さずに溜め込んで次の日が来たら、また朝から「はぁ〜。今日は、うまくできるかなぁ」っていうテンションを引っ張ってしまうから。そうはなりたくないんです。その日のことはその日のうちに消化して、「今日も楽しかった」と思って、眠りたい。

―― 気持ちをポジティブに持っていく秘訣ですね。

 よく「寝たら忘れる」って言いますけど、忘れちゃうように自分の気持ちを整えることってすごく大事ですよね。自分の気持ち次第で、どんな風にも変わっていけると思うから。

■三谷作品で新境地!切なさを内包した“松姫”を好演

―― 最新出演作『清須会議』では普段とは真逆のキャラクターですね。ラストカットは、女性の強かさと怖さがにじみ出る笑顔でした。

 今回、出番自体はそれほど多くないんですけど、物語のキーパーソンの一人ですから…最初は私がこんなに大事な役をいただいていいのかという想いもありました。どう演じたらいいかと…。

 ラストの笑い方は、どんな風に見せるかをすっごく研究したんです。話しているときはなるべく口を開かないようにして、最後にカメラが寄ってきたところで、口元を見せる。あの長回しのシーンはすごく緊張して、いやな汗をかいていましたね(笑)。

 剛力にとって三谷作品初参加となる最新映画出演作『清須会議』はあす9日から全国公開。原作は三谷の同名小説で、本能寺の変のその後、織田信長の跡取りを名乗りでた猛将・柴田勝家(役所広司)と、後に天下統一をなす羽柴秀吉(大泉洋)を主人公に、戦国時代にして“話し合い=無血”で時代を切り拓いた知略戦ともいえる「清須会議」を映画化。


■インタビュー全文掲載
>>三谷幸喜監督作品に初参加「どういう顔になるのか、楽しみでした」

■仕事を楽しむ神ワザとは?
>>マスコミの裏側を知る「働きビト」 SPインタビュー

■映画公式サイト
>>三谷幸喜監督作品『清須会議』(公開中)

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