【働きビト】『ガリレオ』鈴木Pが語る“監督&ヒロイン”交代の理由「新しくなくては意味がない」

“新しい物”作りにこだわり、ヒットを生み出してきた鈴木吉弘プロデューサー (C)oriconME inc. [拡大する]

“新しい物”作りにこだわり、ヒットを生み出してきた鈴木吉弘プロデューサー (C)oriconME inc.

 俳優・福山雅治の新たな魅力を開花させた『ガリレオ』シリーズ。いよいよ劇場版第2弾となる『真夏の方程式』も公開され、こちらはオープニング週初登場1 位と好発進。そこで、ORICON STYLEの転職サイト“Career”では、全シリーズの企画・プロデュースを担った仕掛け人・鈴木吉弘プロデューサーにインタビュー。仕事への真摯な姿勢を伺うなかで、今年4月クールに放送されたTVドラマの続編で注目を集めた「監督&ヒロイン交代劇」の、本当の狙いが明らかになった。

■初めての相手でも旧知の仲でも「仕事のリスクは同じ」

 鈴木氏は現在フリープロデューサーとして『ガリレオ』シリーズに参加。もとはフジテレビの職員であり、その後ゲーム会社へ転職し、現在は「株式会社 鈴木会社」を始動させている。鈴木氏がフジを退社したのは、連ドラ『ガリレオ』と映画『容疑者xの献身』を終え、続編ムード漂う真っただ中だった。「次はあるなと思いながらも、辞めました(笑)。若い人達で新しい物を作ればいいと思ったんですよ」と、いたずらっぽく笑い、キャリアも過去の実績にもこだわる様子は感じられない。

 鈴木氏がモノ作りの現場で一貫していこだわっていることは「常に“新しいモノ”を作る」こと。そのためには自分の居場所や人間関係を一新することにも、抵抗はないという。「今まで仕事をしてきた人と仕事をすることも、新しい人と仕事をすることも、僕はリスクは変わらないと思っているんです。そこそこ上手くやります(笑)」と、意外な答え。

 ビジネスマンなら誰しも“あうん”の呼吸を求め、何度かタッグを組んだ相手を仕事のパートナーに選ぶことはごく自然に思えるが「知っている人と仕事をして、関係性に甘えたり、ケンカして前に進めなくなることもあるでしょ? それは、新しい人と組む時の不安と、そんなに差はないと思うんですよね」と、サラッと言われて思わず納得してしまう。

■新しい『ガリレオ』を目指し、監督&ヒロイン交代を決断

 6月24日に最終回を迎えたドラマ『ガリレオ』では、前シリーズから監督とヒロインの変更があった。作品にとって監督はまさに司令塔であり、この交代劇は周囲を唖然とさせたが、鈴木氏は「西谷監督とは連ドラを10回、その後映画『容疑者〜』ご一緒して、とても尊敬しています。でも、前回で思う存分やっていただいたと思うんですよね。だから変更を提案しました。監督には『僕のこと、嫌いなの?』って言われちゃって、『とんでもないです』って(笑)」。

 そして、ヒロインの交代についても同様の理由があったことを明かした。しかし、この提案については「(柴咲)コウちゃんが言い出してくれたんですよ。僕とまったく同じ考え方でした。映画の撮影後に談笑していると、続編の話が出たんです。そしたら“次の相棒は私じゃない方がいいんじゃない?”と言われました」。

 柴咲は「湯川先生の隣には、彼を理解できず、振り回されてイライラしっ放しの新人がいい。それでこそ、湯川先生の魅力が引き立つと」と、明確なビジョンを語ったという。「天才ガリレオを理解し始めた薫じゃだめだと思うと言われて、本当に驚いたし“僕らのこと嫌いなの?”って聞いちゃった(笑)。でも、コウちゃんの言う通り。本当に作品を大事に思ってくれているんですよね。撮影が始まると寂しがってくれて、第1話の出演や湯川も登場するコウちゃん主演のスピンオフドラマの企画も決まりました」。

 新しくなければ、意味がない。新しいことを始めるのに、不安が無ければそれは“新しくはない”。時には周囲を唖然とさせるほどのヒラメキと決断力なくしては、同シリーズのヒットはなかったのかもしれない。


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