体調管理を理由に芸能活動を休止状態にして故郷のハワイ・オアフ島で生活していたタレントのKONISHIKI。今年3月、自身のホームページで胃を小さくする手術を受けていたことを告白し、3ヶ月で70キロの減量に成功したことで話題を呼んだ。

　「2月に胃を小さくする手術（ガストリックバイパス手術）をしました。食物の量を制限し、カロリー摂取を減らす効果がある手術です。術後の節制によって、300キロあった体重を3ヶ月で70キロ減らすことができました。辛い時期もありましたが、体調も回復して、今の所は元気です」

　40代半ばにさしかかり、一念発起。痩せるために胃に直接、メスを入れたのだ。

　「やりたいことがたくさんあるし、長生きしたい。健康のために痩せようと決意した。見ての通りメタボリックだが、メタボに悩む日本のサラリーマンより健康状態は良かったみたい。内臓脂肪は少なかったし、心臓も問題なかった。これからもしっかりと体調管理をしていきたい。目標は、日本に初めて来たころの体重130キロに戻ること」

　音楽活動も再開。自身としては、2年ぶりにアルバムを制作。新たな気持ちで挑んだ、このアルバムは『Maka Hou（マカ・ホウ）』＝「新しい出発」という意味を持つハワイ語の言葉をタイトルに付けた。いろいろあった出来事を払拭して原点に回帰したNEW 　KONISHIKIがコンセプトになったという。

　このアルバムには、日本で力士になる前、高校を卒業するころまでによく聴いていた音楽--ハワイの自然を讃える歌やおばあちゃんに捧げる歌、オールド・ハワイアン・ソングが選曲されている。

　「ハワイにいたのは18才まで、高校を卒業して1ヵ月後に日本に行ったから。ハワイの思い出の曲ばかりです。13曲目の『Moon Light』だけがオリジナルのラブ・ソング。妻（千絵さん）と一緒に作った日本語詞の歌です」

　ハワイで過ごした少年時代とは？