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2007年劇場公開された原恵一監督の『河童のクゥと夏休み』のDVDが5月28日に発売される(レンタル同時リリース)。 300年眠っていた河童の子「クゥ」が主人公の小学生「康一」に助けられ、現代によみがえる話だ。変わり果てた風景に驚く「クゥ」。河童を鏡に、友情、命、いじめ、初恋、成長といった現代の社会問題と向き合った力作だ。 河童の「クゥ」に出会ったのは、『エスパー魔美』を担当している頃。児童文学作品を読み漁っていた原さんは、木暮正夫原作の『かっぱ大さわぎ』『かっぱびっくり旅』を見つけ、河童の「クゥ」を主人公にしたアニメを作りたいと思った。 「当時は、初めて番組を任されて、当然、コレから先もアニメを作っていくと思っていたんで。自分の将来の仕事を見つけるつもりで探しあてた作品です。 実現には、20年かかってしまいましたね。僕がお金を出す側だったら、当然だと思いますよ。自分でいうのも何だけど、やっぱり、企画としては地味だし、魅力がなかったと思うんですよね。でも、最近はエンターテインメントとしてのアニメや映画がもつ本来の面白さがない作品が多すぎると思っていたし。キャラクターの絵だけで見せるとか、CG満載の派手な仕掛けだけとか、そういうのを僕は否定しようと思っていた。それでも、見た人を満足させられるものが作れると、僕は思っていたんですよね」 長年温めてきた企画の実現を後押ししたのは、「しんちゃん」だった。子供に見せたくないアニメといわれた『クレヨンしんちゃん』で思いがけない評価を得た。映画『クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲』は大人が楽しむアニメとして評価され、『クレヨンしんちゃん 戦国大合戦』では文化庁から表彰まで受けた。子どもから大人まで感動させる脚本や演出能力が、多方面から評価されるようになった。 「『しんちゃん』がなければ、『クゥ』は生まれなかったでしょうね。僕にとって、映画の『しんちゃん』はものすごくいい訓練になりました。中でも『オトナ帝国の逆襲』が僕の中でのピークだった。自分でも行けるとは思わなかったところまで行けた。 『しんちゃん』の映画を作り続けたことで、いままで、縁がなかった人たちとの縁が広がったのも大きいですね。<どういうものが作りたいのか><これから先どういうものを作っていくのか><一緒にやらないか>と、社外からそういう声が届くようになって。『クゥ』をいつか作るというのが、自分の仕事での夢でしたから、道が開けたというか。 最後に、自分の『人生グラフ』を見て思うことは? 「僕はあんまりいい思い出がないどん底の時期が長かったわけですよ。まわりの人になじめない。何で、僕は人と同じことができないんだろう。そういう、ほかの人と違うっていうことが、子供の頃は気になっていたんですね。 でも、どういう仕事をするかにもよるんですが、アニメの演出とか監督の仕事では、人と違ったことができるほうがいいわけですよ。 思い通りにならなくて、鬱屈していたことさえも、やっぱりどこかで生かせるときが来る。そう思える時が、生きていれば必ず来るんですよね。最近の若者はあきらめがいいっていうか、挫折に弱いって感じるんですけど。そのことを忘れないで欲しいですよね。 僕は、『河童のクゥと夏休み』を作る上で、自分が元気な少年時代を過ごしていなかったこととかが、間違いなく生かされたと思うんですよね」
『河童のクゥと夏休み』 【完全生産限定版@】 コレクターズBOX(DVD2枚組み+ブックレット) 品番:ANZB2801 価格:5,775円(税込) ●特別版本編DVD(約3分の未公開部分を収録) ●特典DVD(特別番組『そうだ遠野へ行こう』などを収録) ●特製ブックレット ●描き下ろし三方背ボックス仕様
【完全生産限定版A】 ぬいぐるみ同梱パック(限定5,000個) 品番:ANZB2803 価格:5,040円(税込) ●劇場公開版本編DVD ●クゥのぬいぐるみ 【通常版】 品番:ANZB2801 価格:3,990円(税込) ●劇場公開版本編DVD 発売日:2008年05月28日 発売元:アニプレックス 販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント (C)2007 木暮正夫/「河童のクゥと夏休み」製作委員会
笑い芸人
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