新入社員は“ほどほど労働派”多数〜「人並みで十分」が過去最高に

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仕事はほどほどに、プライベートを充実させる若者が増加中?

 「ほどほどに働いて」「ほどほどに出世したい」と考えている新入社員が増えているという。日本生産性本部が本年度新入社員を対象に行った調査で明らかになったもので、「人並みに働けば十分」と考えている新入社員は過去最高となる53.5%に。「社長になりたい」と考える人は減り、「部長になりたい」「課長になりたい」という意見は増加。「残業よりもデートを優先する」という回答も近年増え続けている。

 同調査は1969年より実施されており、今回で47回目。働き方と意欲については景気や求人倍率に比例しており、厳しい就職活動をくぐり抜けてきた新入社員が多い年ほど、「人並み以上に働きたい」という声は増えるという。2013年からは「人並みで十分」が増加していて、今年は調査以来最高値を記録した。

 その背景にあるのは景気や求人倍率のみならず、“ワークライフバランス”の浸透があるだろう。近年市民権を得た“社畜”という言葉からも、「自己を犠牲にしてがむしゃらに働くこと」に対する疑問や、否定の意識が透けて見える。デートの約束をしている日に残業を命じられたらどうするか?という質問には、「デートをやめて仕事をする」が80.8%ともっとも多いものの、「断ってデートをする」という意見は、2012年が14.2%、13年15.7%、14年18.3%と近年増加傾向にあり、今年は19.0%となった点も、その裏付けと言えるだろう。


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