世界企業ブランドランキング、アジアブランドが躍進

インターブランド社が発表した『Best Global Brands 2012』より [拡大する]

インターブランド社が発表した『Best Global Brands 2012』より

 世界最大のブランドコンサルティング会社・インターブランドは3日、企業ブランド価値評価ランキング『Best Global Brands 2012』TOP100を発表した。同ランキングは、グローバルな事業展開を行うブランドを対象に、その価値を金額に換算してランク付けするもの。1位は13年連続でコカ・コーラとなり、2位には同ランキング史上最大となる増加率・前年比129%増を記録したアップルがつけた。3位はIBMで、昨年のランキングからは1ランクダウン。そのほか、昨年17位のサムスンが9位まで浮上するなど、アジアブランドも躍進している。

 ブランド価値の増加率のみをみると、上位3社は、アップル、前年比46%増のアマゾン、前年比40%増のサムスンという結果に。サムスンは、GALAXY S IIIやNoteなどでユーザーのニーズを満たし、良質な体験を提供したことや、スマートフォン市場での地位をさらに強固なものにしたことが評価され、アジアブランド全体では昨年トップのトヨタ自動車を抜いて1位となった。

 プリウスに新しいラインアップを加え、若い世代とのコミュニケーションに注力しているトヨタ自動車は、サムスンには抜かれたものの日本ブランドのなかでは最高位の10位にランクイン。また、1月にオランダのOce社を買収し今後のラインアップ拡大が期待されるキヤノンは、昨年より3ランクアップして30位となった。さらに欧州でのシェア拡大だけでなくロシアや中国などでも強い存在感を示している日産は、前年比30%増と大幅にブランド価値を高めて73位にランクインするなど、日本のブランドも健闘している。

 一方、初ランクインとなったのは、34位のパンパース、69位のFacebook、94位のマスターカードなど。同社のグローバルCEOジェズ・フランプトンは、TOP100に入ったブランドについて「継続して生活者や投資家、そして社員の声を聞き、顧客との多種多様なタッチポイントにおいてシームレスなブランド体験を提供することに成功している」分析している。

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