サラリーマンの小遣い月平均3万9756円〜31年前と同水準

新生銀行『サラリーマンのお小遣い調査30年白書』より [拡大する]

新生銀行『サラリーマンのお小遣い調査30年白書』より

 サラリーマンの2012年の小遣いの額は月平均3万9756円で、81年の4万833円と同水準であることが、新生銀行が発表した『サラリーマンのお小遣い調査30年白書』で明らかになった。同白書は79年から30年以上にわたって行ってきた『サラリーマンのお小遣い調査』の内容をまとめたもの。振り返ると、サラリーマンの小遣い額は時代背景に影響されていることがわかる。

 同白書によると、調査初年である79年のサラリーマンの小遣い平均額は月4万7175円。その後はタバコや酒類、ガソリン、郵便料金などの値上がりが小遣いを圧迫してゆるやかに下降し、82年には最低額3万4100円を記録した。その翌年には物価の上昇が落ち着き小遣い額もアップ。84年には5万円を突破した。そして日経平均株価が過去最高値3万8915円87銭をつけた89年の1年後、日本中がバブル景気に浮かれていた90年には、なんと7万7725円まで上昇した。

 ところが、バブル崩壊を機に小遣い額は上下の波を繰り返す下降トレンドが続き、04年には3万9654円に。さらに東日本大震災が起きた11年には、バブル崩壊後の最低額となる3万8855円を記録した。そして12年、小遣い額は3万9756円というバブル崩壊後のワースト3に入る低水準となった。

 なお、小遣い額に影響すると考えられる平均月収を見てみると、98年の約34万円をピークに一貫して減少傾向にあり、近年は30万円を下回る水準で推移。同行は00年以降、特に小遣いに影響しているのは“消費者物価指数”つまり“物の値段”とし、「近年のデフレの継続により、お小遣いが少なくなっても何とか生活を保てているのかもしれません」とコメントしている。

【調査概要】
調査名:サラリーマンのお小遣い調査
調査対象:20〜50代のサラリーマン
調査期間:1979年〜2012年

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