就職活動にも震災の影 〜85%の学生が「就職活動に影響がある」と回答〜


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■震災後の就職活動に関する影響(グラフ)はこちら

 就職情報の提供や進学情報の提供などを行っている毎日コミュニケーションズでは、2012年卒業予定の学生1000人を対象に『2012年卒マイコミ学生就職モニター調査 3月の活動状況』を発表した。就職活動における震災の影響について85.8%の学生が【影響があった】と回答。東日本大震災の影響による採用スケジュールの変更や採用人数削減への懸念など、先行きの見えない不安が就職活動にも大きく影響していることがわかった。

 大学生の就職活動において3月は、選考フェーズに進む学生が増加し就職活動が佳境に入る時期なのだが、今年は3月に企業へエントリーした割合が、前半34.8%、後半37.3%(11年卒:前半47.9%、後半46.0%)、3月の平均エントリー社数も全体で4.4社と前年比で1.6社減少するなど、ほぼ全ての活動状況が前年を下回る結果となった。これまでの調査でも、2012年卒学生の就職に関する活動量は前年に比べて減少傾向にあったが、大手企業などが採用活動の後ろ倒しを発表したことも関係しているようだ。

 今後の就職活動については、「企業の採用数が減るのではないか」という不安を抱えている人が80.1%という結果に。他にも、「選考時期が遅くなることにより、就職活動が長期化するのではないか」(71.6%)、「選考時期が遅くなることにより、学業(卒研や実習など)に支障が出るのではないか」(60.5%)など、これまでとは全く違う就職活動に戸惑いを見せる人も少なくないようだ。

 実際、「震災の影響により志望企業、志望業種に変化があった」という学生も12.4%いる。同じく、『中堅・中小企業に目が向くようになったか』という質問に対して、「大手企業志向だったが、中堅・中小企業にも目が向くようになった」と答えた人が20.6%おり、5人に1人が、活動を見直すことになったようだ。長引く不況と震災の影響で、学生の就職活動には、さらなる試練が訪れるのかもしれない。

【調査概要】
調査対象:2012年卒業予定の全国の大学4年生及び院2年生、1,000名(文系男子212名、理系男子309名、文系女子221名、理系女子258名)
調査時期:2011年4月1日(金)〜2011年4月5日(火)
調査機関:毎日コミュニケーションズ

<特別調査:今回の震災を受けて>
※被災地域について...集計を行うにあたり、被災した学生をどの様に定義するかで様々な議論もあったが、諸事情を加味して検討した結果、今回の調査では東北6県(青森県、秋田県、岩手県、福島県、宮城県、山形県)と茨城県在住学生の回答を「被災地域」として集計し、全体の集計と比較をおこなった。なお、今回該当地域の学生は66名であった。








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