2011年02月04日 12時30分

19歳〜24歳“1924世代”は「超・就職氷河期」をどう見る?

宇多丸(RHYMESTER)と細貝沙羅アナウンサー  [拡大する]

宇多丸(RHYMESTER)と細貝沙羅アナウンサー 

 厚生労働省と文部科学省がまとめた今春の大学等卒業予定者の就職内定率が、1996年の調査開始以来過去最低(昨年12月1日現在68.8%)となるなか、フジテレビのトークドキュメンタリー番組『1924』(毎週金 深夜25:05)で4週にわたって“戦後最悪の就職難「超・就職氷河期」”をテーマに放送。ラストとなるきょう4日放送回では、19歳から24歳の“1924世代”の若者が現在の“就職活動”に抱く思いの丈をぶつけあう。

 現代の若者たちが恋愛や友情、教育などをテーマに真剣に語り合う姿を追い、1924世代の考え、求めるものを理解し向き合っていくための同番組。ヒップホップグループ・RHYMESTER宇多丸、同局の細貝沙羅アナウンサーが番組MCとなり、番組特設サイトやポータルサイトと連動して視聴者の意見も取り入れて放送する。近年、親が子供の就職活動に過剰に介入してくるといったケースも増えており、そういった経験のある1924世代の番組ADが今回のテーマを企画した。

 番組編成を手がける大橋華子氏は、現在の就職難を「必ずしも経済環境によるものだけではなく、視野を広げ、考え方を少し変えるだけで、周囲の環境は変わってくるのではないか」と捉え、番組では就職氷河期を多角的に取り上げ、保護者向けの就職説明会への潜入取材なども敢行。大橋氏は「“内定”や“就職”はゴールなのではない、ということを伝えていけたらと思っています」と若者にメッセージを送る。



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