2011年04月08日 10時00分
【働きビト】イラっとする言葉遣い、「うん」「へぇ」など馴れなれしい相槌に要注意
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この春、社会人の門を叩いた新入社員はもちろん、入社2〜3年程度の若手社員にとって、職場や取引先でのトラブルの元になり得る“言葉遣い”には、特に注意を払いたいところ。そこで、社会人の常識・非常識から恋愛事情まで、様々な分野でのスタンダードを探るコラムORICON STYLE『働きビト』では、社会人の先輩となる有職者900名に『会社や出先などで耳にし“イラッ”とした言葉や言葉遣い』についてアンケート(自由回答)を実施。すると【そうなんだ】、【だよね】といった、タメ口などの問答無用な回答はもちろん、【わかりましたー】と語尾を伸ばしたり、【うん】、【へぇ】という馴れなれしい相槌など、油断するとつい口から出てしまいそうな言葉が挙がった。
昨年4月に同コラムが行った『新入社員の困った言動』に関する調査で、【言葉遣いの悪さ】が1位に選ばれていることからも、言葉のひとつひとつが良好な関係作りに大きく影響していることが伺える。今回、特に指摘が目立ったのは、やはり“タメ口”でのやり取りで【いいじゃん】、【そういうことね】、【でもさぁ】など、敬意を感じられない口調にご立腹の様子。また、例え仕事を通し、ある程度の仲を築いたとしても「年上、年下という関係は気にしないようにしているけど、タメ口で接せられるとたまにイラッとする事がある」(長野県/40代/男性)との意見から、親しき中にも礼儀ありといったところ。
前述のほか【はぁ】、【なるほどね】などが挙げられた“相槌”にも「『あなたは友達かっ!』と言いたくなる」(東京都/40代/女性)といった批判の声がズラリ。会話の途中でうっかり口から出てしまいそうな言葉だけに、特に気をつけなければいけないようだ。また、職場を飛び交う“返事”に不快な思いをした人も。【はいはい】という2つ返事や【はぁ〜い】と間延びした話し口は、当の本人がそう思っていなくても「上面だけの適当な返事って気がしてイライラしてしまう」(大阪府/30代/女性)、「見下された感じがする」(神奈川県/30代/男性)というように、相手に与える印象の悪さは言うまでもない。
体育会系ならつい口にしてしまう人が多いであろう【〜っすね】という言い回しも「本人は敬語だと思っているかもしれないけど軽く感じる」(岡山県/20代/男性)とご法度の1つ。さらに、言葉遣いだけに限らず「みんな口にせず頑張っているのに……」(東京都/40代/女性)と【「疲れた〜」を連発する】ことや、やる気を奪っていくという【ため息】、「直接言われなくても人を嫌な気分にさせるから」(静岡県/40代/男性)と【ムカつく】、【ウザイ】といった若者言葉まで、不愉快だと感じる言動は人によって実に様々。寄せられた回答を振り返ってみても、“言葉”がその人に与える影響は甚大なだけに、新人はもちろん手本となる先輩社会人たちも、新年度の幕開けをきっかけに改めて襟を正したいところだ。
【調査概要】
調査時期:2011年2月24日(木)〜2011年3月2日(水)
調査対象:合計900名(※有職者に限る/自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員20代、30代、40代の男女各150名)
調査地域:全国
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