2011年03月02日 05時00分
「帝国劇場」開場100周年 堂本光一らキャスト29名が祝福
(前列左から)別所哲也、今井清隆、吉原光夫、鳳凰、岩崎宏美、島田歌穂、斎藤晴彦、寺脇康文、紫吹淳、岡田浩暉 (後列左から)高橋惠子、賀来千香子、水野真紀、中越典子、瀬奈じゅん、橋本さとし、山口祐一郎、石川禅、山崎育三郎、高橋愛 (C)ORICON DD inc.
東京・日比谷の帝国劇場が1日で開場100周年を迎え、2011年のラインナップを飾る舞台の出演者が記念パーティーにそろい踏みした。現在公演中の『Endless SHOCK』で座長を務めているKinKi Kidsの堂本光一は「帝国劇場の素晴らしい歴史を感じながらステージに立たせていただいています。学ぶべきことがたくさんありますので、これからも立てるように努力をしていきたい」と感謝を伝えた。正月公演『滝沢革命』で100周年のスタートを飾った滝沢秀明も「本当に幸せなこと。次の100年をしっかり迎えて、いつか『こんな座長がいたんだ』と振り返っていただければ」と感慨深げに語った。
堂本は「人生の3分の1を帝劇のステージに立っていたのは、自分の性格を形成するうえですごく大きなこと」と振り返り「けがとかがあっても乗り越えられる、そんなエネルギーがある場所。これからも続けていけたら」と決意も新た。一方で、滝沢と共演したNYCの中山優馬は、大御所が出席しているパーティーに「緊張します」と苦笑いで「先輩たちの背中が大きく見えました」と、ジャニーズ事務所の先輩を尊敬の眼差しで眺めた。
4〜6月公演『レ・ミゼラブル』に出演する俳優・別所哲也は「役者を目指そうと思ったときに(レ・ミゼラブルの)初演を観た。100年の節目を同じ舞台で、同じメッセージを伝えられるのは、運命があるとしたら、この運命に感謝したい」。7〜8月『三銃士』の寺脇康文は「帝劇は、役者に携わった人間にとっては聖地のような場所。数々のプレッシャーがありますが、壁は大きいほうが燃える。満足していただけるようないい作品になれば」と身を引き締めていた。
人気アイドルグループ・モーニング娘。を今秋で卒業後、12月公演『ダンス・オブ・ヴァンパイア』で“帝劇デビュー”する高橋愛は「初めて“高橋愛”として挑むお仕事。小さい頃から舞台が好きで何度も足を運んでいたので、憧れの舞台に立てると知ったときは涙を流して喜んで…」と思わず感涙。最後には「本当に幸せです」と笑顔で締めた。
この日はほかに植草克秀(少年隊)、内博貴、今井清隆、吉原光夫、鳳蘭、岩崎宏美、島田歌穂、斎藤晴彦、紫吹淳、岡田浩暉、井上芳雄、石井一孝、岸祐二、亀梨和也(KAT-TUN)、高橋恵子、賀来千香子、水野真紀、中越典子、瀬奈じゅん、橋本さとし、山口祐一郎、石川禅、山崎育三郎、総勢29名の出演者が出席した。