2010年02月04日 18時00分

「2010年エランドール賞」新人賞6名が決定 岡田将生は大学中退に「後悔はない」

新人賞を受賞した岡田将生 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

新人賞を受賞した岡田将生 (C)ORICON DD inc. 

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 年間を通じて最も活躍した将来有望な新人俳優や優秀作品を表彰する『2010年エランドール賞』(日本映画テレビプロデューサー協会主催)の授賞式が4日、都内のホテルであり、新人賞を受賞した岡田将生(20)ら6名が出席。役者業に集中するため昨年末で大学を中退した岡田は「仕事も好きですし、もっと芝居が上手くなりたい。後悔はしていません」とキッパリ。「1人前なりたい。役もいろいろ挑戦したい」と力強く抱負を語った。

 ドラマ『オトメン(乙男)』(フジテレビ系)シリーズなどが評価された岡田は、スーツに蝶ネクタイ姿で「ただ単に嬉しいですね!」と笑顔。今後は「(役者1本で)頑張ります!昨年は、いろんな仕事をさせていただきいい勉強になった。これを生かして今年も頑張りたいですね」。報道陣からは、この日午後に引退を表明した横綱・朝青龍の話題を急に振られ「ウソ〜!!! 僕は攻撃的じゃないのですが、やっぱり暴力はよくない」とあたふたしながらも、時事ネタにもしっかり対応してみせた。

 ほかには、榮倉奈々(21)、松田龍平(26)、志田未来(16)、水嶋ヒロ(25)、多部未華子(21)が新人賞を受賞。映画『余命1ヶ月の花嫁』などが評価された榮倉は「目の前のことに精一杯で、盛り沢山な1年。ちゃんといろいろ出来たかな? という感じですね」と1年を振り返り、「柔軟な女性に憧れるので、いろんなものを吸収できるようにしたいですね」とコメント。

 映画『蟹工船』などで活躍し、弟・松田翔太に続き2年連続で“兄弟受賞”となった龍平は、キャリアを積んだ末にもらった“新人賞”に「新人という気持ちではいられませんが、初心に帰るいい機会」とし、“新米パパ”となった私生活には「楽しくやってますよ。妻も『よかったね』と言ってくれた」とプライベートな話題にも触れていた。

 ドラマ『小公女セイラ』(TBS系)や映画『誰も守ってくれない』に出演した志田は「凄く充実して楽しめた1年」と受賞を喜び、再来週に迫ったバレンタインの話題には「中学校の友達と手作りチョコを作る」という。もっとも“本命チョコ”については「24歳には結婚したいので、それまでには…」と期待を込めていた。

 小栗旬とのタッグが話題を呼んだドラマ『東京DOGS』(フジテレビ系)や、私生活でも歌手・絢香と結婚した水嶋は「(妻は)僕以上に喜んでくれた。忙しかったのですが、それだけ仕事をいただけて光栄です」と話し、今年前半は仕事をセーブして改めて夫人のバセドウ病の治療に専念すると明かした。

 この日最後に登場したNHK朝の連続テレビ小説『つばさ』のヒロイン・多部は「頑張っている姿を誰かが見ていてくれた! と思い嬉しかった。これからも今までと同じマイペースで、目の前のことにチャレンジしていきたい」と笑顔。「恋は頑張る?」との問いにも「はい!」と言い切ったが、バレンタインの予定は「無いんです…」と肩を落としていた。

 なお、作品賞は映画『沈まぬ太陽』とNHK大河ドラマ『天地人』。特別賞には昨年、初監督した映画『劒岳 点の記』の木村大作監督と、俳優の故・森繁久彌さん、『刑事一代 平塚八兵衛の昭和事件史』(テレビ朝日)制作チーム、映画『釣りバカ日誌』(松竹)シリーズ出演者及び製作チームに贈られた。

⇒2009年度の映画賞受賞作&受賞者一覧


◆『エランドール賞』過去の受賞者をチェック!
2009年2008年2007年

着うた(R)/着うたフル(R)
 多部未華子森繁久彌

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