『MW―ムウ―』実写映画化!玉木宏が悪役に初挑戦

殺人鬼役を演じる玉木宏(C)2009「MW」製作委員会  [拡大する]

殺人鬼役を演じる玉木宏(C)2009「MW」製作委員会 

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 漫画界の神ともいわれる故・手塚治虫が究極のダークヒーローを描いた衝撃作『MW―ムウ―』が実写映画化されることがわかった。主演を務めるのは、悪役への初挑戦となる玉木宏。世界を恐怖のどん底に陥れる殺人鬼という役柄について、「今まできちんと“殺し”のシーンをやったことがなかったので、そういう意味ではとても面白いです」。松橋真三プロデューサーは「Sっぽい雰囲気やワイルドさには悪役の素質がある」と起用の理由を語る。

 数多の夢や希望を描く作品を世に生み出した手塚が、悪を体現する殺人鬼を通して現代社会の病理を浮き彫りにする原作漫画『MW―ムウ―』。地球規模の壮大なスケールで描く本格エンターテインメント超大作というその実写化作品には、玉木のほか、山田孝之、石田ゆり子、石橋凌の出演が決定。

 玉木は今回の殺人鬼役への起用に「手塚作品ならではの悪役で、すごく残酷でありながら全て計算されていて冷静です。殺し方も惨殺といってもとてもシャープで淡々と動じない。そんな悪を楽しんでやりたいです」と意気込みを語る。一方、悪と正義の間で苦悩する、物語のカギを握る神父を演じる山田は「善というよりも偽善なんだと感じています。悪事を口ではやめろと言いながら、引きずられて協力している」と役柄について説明する。

 玉木と山田は、これまで同一作品への出演はあるが、本格的な共演はほぼ初めて。玉木は山田の印象を「(山田さんは)言葉数は少ないなかでも思っていることをきちんと相手に伝える人です」とコメント。山田はお互いの役柄について「100の力で挑んでも結城(玉木の役)には1の力で流されてしまいます。やりきれないです。玉木さんいいな〜って思いますよ。俺必死なのに、いいな〜って。でも全力でやって、観る人に伝わればいいなと思います」と語る。

 松橋プロデューサーは、玉木の殺人鬼での起用の理由を「彼の持っているSっぽい雰囲気やワイルドさには悪役の素質があるなとも思っていました。撮影でカメラを通してみて本当に玉木さんは結城にぴったりです」とコメント。また、3年前に玉木が「いろいろな役柄に挑戦したい」と語っていたときに『MW―ムウ―』の話をしたことを明かした。

 『MW―ムウ―』はこれまでにも映画化の企画があったが、原作の過激さやタイミングの問題などで見送られてきた。そうしたなか、手塚治虫生誕80周年を期についに実現することになった。すでに4月20日にクランクインし関東近郊で撮影が行われた。6月からはタイでのロケに入る予定で、クライマックスのアクションシーンなどの撮影が行われる。公開は2009年の予定。

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