2008年01月23日 07時00分
永作博美、四冠達成! 『ブルーリボン賞』最優秀助演女優賞授賞
■そのほかの写真はこちら
2007年度『第50回 ブルーリボン賞』で助演女優賞にノミネートされていた女優の永作博美が、最優秀助演女優賞を授賞することが決まった。『報知映画賞』『キネマ旬報ベストテン』『ヨコハマ映画祭』に続き、四冠となる。ともに昨年夏に公開された『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』での演技が評価された結果となった。
現在永作は、主演映画『人のセックスを笑うな』が今月19日(土)に公開したばかり。この作品は海外で高い評価を受けた『犬猫』の井口奈己監督の2作目で、原作は山崎ナオコーラの第41回文藝賞受賞作の同名小説。共演には、松山ケンイチ、蒼井優らで、松山は昨年10月に行われた完成披露試写会で永作に関し、「年上の魅力とかではなく、永作さんは笑顔がすごく素敵。近い距離での芝居が多くて、近くになればなるほど笑顔が良くて、自分のものになった気がした。僕の宝物です」と照れる様子も見せずに語った。
永作は、自身初の著書『やうやう』を17日(木)に刊行。日常的に思いを書き綴った96年から10年間の、その断片を集めた著書で、自分と向き合った永作の言葉たちと、本人撮影による写真も収められている。