2015年01月16日 10時00分

2014年「映画&ドラマのロケ地」ランキング、1位『るろ剣/滋賀県』

グランプリに選出された映画『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』(C)和月伸宏/集英社(C)2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会 [拡大する]

グランプリに選出された映画『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』(C)和月伸宏/集英社(C)2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会

 映画やドラマのロケ地を特集している専門誌『ロケーション ジャパン』(地域活性プランニング刊)が、15日発売の巻頭特集で「第5回 ロケーションジャパン大賞」を発表した。2014年に放送・公開された作品のなかから、最も地域を盛り上げ、町を沸かせた作品とその地域を選ぶ同アワード。定期購読者を含む2000名が参加し、グランプリには佐藤健主演の映画『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』のロケ地【滋賀県】が選ばれた。

 同賞は「支持率」、「支援度」、「行楽度」、「地域の変化」の4つの独自指標を用いて作品とロケ地をポイント化(500ポイントが最高値)。1位の「るろ剣」は406ポイントを獲得し、次いで、準グランプリにはNHK総合の大河ドラマ『軍師官兵衛』(兵庫県姫路市ほか/396ポイント)と、能年玲奈主演の映画『ホットロード』(神奈川県藤沢市/368ポイント)が選出された。

 シリーズ化された「るろ剣」は、全国30ヶ所以上で撮影が行われたが、滋賀県でのロケが最多。同県では、作品の世界観をダイレクトに楽しめる施策として、ロケ地を巡るツアー開催や衣裳展示にフォトコンテスト、さらには出演者の高橋メアリージュンが自らロケ地の案内役を務めるなど、作品を通じた観光誘致に注力。その結果、「決闘のシーンの場所が気になる」(20代/女性)、「映画をみて行きたくなった」(30代/女性)という女性客はもちろん、「セットかと思ったが実際にあってびっくりした」(40代/男性)と、男性ファンの獲得にも成功した。

 このほか、部門賞として「支持率部門」、「行楽度部門」、「地域の変化部門」、「ロケ支援部門」、「特別賞」を発表。詳細は、発売中の雑誌『ロケーションジャパン』に掲載。

【ノミネート16作品】
01:映画『WOOD JOB〜神去なあなあ日常〜』×三重県津市
02:『永遠の0』×茨城県笠間市
03:映画『神様のカルテ2』×長野県松本市
04:大河ドラマ『軍師官兵衛』×兵庫県姫路市ほか
05:ドラマ『孤独のグルメseason4』×愛知県日間賀島
06:ドラマ『続・最後から二番目の恋』×神奈川県鎌倉市
07:映画『青天の霹靂』×長野県上田市
08:映画『そこのみにて光輝く』×北海道函館市
09:映画『テルマエ・ロマエ2』×群馬県(草津温泉、法師温泉、宝川温泉)
10:連続テレビ小説『花子とアン』×山梨県甲府市
11:映画『蜩ノ記(ひぐらしのき)』×岩手県遠野市
12:映画『ふしぎな岬の物語』×千葉県安房郡鋸南町(明鐘岬)
13:映画『ホットロード』×神奈川県藤沢市
14:映画『まほろ駅前狂騒曲』×東京都町田市
15:ドラマ『MOZU season1、2』×福岡県北九州市
16:映画『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』×滋賀県彦根市ほか

【アンケート概要】
調査期間:2014年11月13日〜20日
調査対象:全国・20代〜60代の男女2000名(男性40%、女性60%)
回答方法:ノミネート作16作からロケ地が印象的だった、行きたくなった(行った)作品に投票。作品の感想、心に残るシーンなどを記入。
調査機関:雑誌「ロケーションジャパン」

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