2014年12月04日 15時24分

「今年の社長」、ソフトバンク孫正義氏が連覇 4度目の1位獲得!

「今年の社長」、ソフトバンクの孫正義氏が連覇 (C)ORICON NewS inc. [拡大する]

「今年の社長」、ソフトバンクの孫正義氏が連覇 (C)ORICON NewS inc.

 産業能率大学は3日、企業経営者を対象に行っている年末恒例の調査『社長が選ぶ 今年の社長』を発表。7回目を迎える同調査で、2014年の1位には、昨年に続きソフトバンクの【孫正義】社長(171票)となった。4度目のトップに輝いた理由については「現状維持を否定し常に邁進する姿は経営者として見習いたい」(卸売・小売業、53歳・大阪)、「グローバル化に加え国内ではソーラー発電の先駆者」(製造業、63歳・埼玉)、「世界規模の投資など先見の明がある」(不動産業、67歳・東京)など、新規分野への積極的な事業展開やアリババ集団への世界規模での投資など、先を見据えた経営に対する評価が高かった。

 2位は、昨年に続きトヨタ自動車の【豊田章男】氏。「世界初の市販燃料電池の販売」(製造業、65歳・東京)や「円安という背景はあるが、過去最高益の更新」(情報通信業、48歳・北海道)といった声が多く集まり、124票を獲得した。

 また、ファーストリテイリングの【柳井正】社長が前年7位から3位に上昇。「グローバル化、従業員の正社員化の英断を下し、しっかりと利益もあげているから」(卸売・小売業、53歳・愛知)など30票が集まった。

 そのほか、今年は5名が初のトップ10入り。経営手腕を見込まれサントリーの社長に就任した【新浪剛史】氏と、新施設のオープンにより数ヶ月連続で入場者数の過去最高を記録したユー・エス・ジェイの【グレン・ガンペル】氏が5位。環境性能に優れたディーゼルエンジン車を投入したマツダの【小飼雅道】氏が6位、新薬の開発に注目が集まる富士フイルムの【古森重隆】氏が9位、今年大型上場を果たした中国電子商取引アリババ集団の【ジャック・マー】氏も9位にランクインした。

 同調査は、従業員数10人以上の企業経営者559人を対象に、「今年の最優秀経営者だと思う人1名を自由記述で回答」し、その結果を『社長が選ぶ 今年の社長』として発表。今年は11月13日〜19日の7日間、インターネットを使って調査。


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