2010年06月09日 11時00分
後世に残したい日本のロックバンド、1位は「B’z」
“後世に残したい日本のロックバンド”1位に選ばれたB’z
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本日6月9日は、ロックンロールを愛する人たちによって定められたとされる“6/9=ロックの日”。この記念日にちなみORICON STYLEでは10〜40代の男女を対象に『後世に残したい日本のロックバンド』についてアンケートを実施。その結果、総合1位は10〜30代で首位を獲得したキャリア20年を超える【B’z】。続く総合2位には40代でトップを飾った【BOΦWY】、そして総合3位にはB’zと同じく今回全世代でTOP5入りとなった【X JAPAN】が支持された。
ギター・松本孝弘とボーカル・稲葉浩志からなるユニット・B’z。「日本中で流れていて、誰しも何かしらの思い出を重ねている曲が多いはず!」(東京都/20代/女性)というコメント通り、1988年にデビューした彼らは5thシングル「太陽のKomachi Angel」(1990/6/30発売)で週間シングルランキング1位(オリコン調べ)を獲得し一気にブレイク。以降、20年連続シングル首位獲得という前人未到の大記録を保持している。
さらに「年を重ねた今もアグレッシブに音楽を追求していく姿勢は素晴らしい」(千葉県/30代/女性)と、20年以上にわたり日本のロックシーンの第一線で活躍し続けている彼らに称賛の声。音楽の発展に大きく貢献したミュージシャンを称えるべく誕生したハリウッド・ロックウォークに、2007年、遂に日本・アジア圏で初の殿堂入りを果たすなど、その活躍は国内にとどまらず、世界レベルで認知されている。
続く2位には1982年にアルバム『MORAL』でデビューし、7年後の1988年に人気絶頂のまま解散を迎えた【BOφWY】。ボーカル・氷室京介とギター・布袋寅泰を中心としたメンバー編成で、彼らが作りだす8ビートの音楽は当時かなりセンセーショナルだった。「ロックとポップの融合を初めてやってのけた、歴史的バンド」(神奈川県/30代/男性)など、学生時代に彼らの音楽を聴いてバンドを結成した学生は数えきれない。今回のランキングで8位に登場した【GLAY】、LUNA SEAなど現在活躍中のアーティストにも多大な影響を与えたバンドである。
そして3位には“ビジュアル系バンド”というジャンルを確立させた【XJAPAN】が登場。1989年アルバム『BLUE BLOOD』で【X】としてメジャーデビューし、音楽はもちろんメイクや圧倒的なステージパフォーマンスも大きな話題となった。しかし、1997年にボーカル・TOSHIの脱退をはじめ、解散、ギター・HIDEの死など悲劇が重なる。その後再結成、世界進出、新メンバー加入などさまざまな出来事を乗り越え「ここまで衝撃的で伝説と呼ばれるにふさわしいバンドはいない」(東京都/20代/男性)と支持された。
このほか、昨年5月に他界した“ロックの神様”忌野清志郎がフロントマンを務めた【RCサクセション】は7位、また2003年に解散し、先ごろギターのアベフトシが他界した【THEE MICHELLE GUN ELEPHANT】が10位にランクインするなど、二度と出会えないバンドだからこそ、その功績をたたえる声も多く挙がった。70年代の日本のロック創世記に活躍したバンドから80年代、90年代のバンド黄金期を支えたグループ、そして現在も第一線で活動するアーティストまで、幅広い層が出揃った今回のランキング。ロックという分野を通じて、世界の音楽ファンを魅了し続ける彼らの音楽が次世代へと語り継がれていくことだろう。
【調査概要】
調査時期:2010年5月24日(月)〜5月27日(木)
調査対象:合計1,000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代〜40代の男女各125名)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
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