2010年02月11日 13時00分
ビビアン・スー、7年ぶり日本“復帰”会見も「デートの時間が無い…」と嘆く
7年ぶりの日本復帰会見に登場したビビアン・ス− (C)ORICON DD inc.
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台湾出身の歌手で女優のビビアン・スーが11日、都内のホテルで日本で7年ぶりとなる活動再開の会見を行なった。芸能生活20周年という節目にシャネルのドレス姿で登場したビビアンは「ただいま〜!! 嬉しくて泣きそうでした。感謝しています」と挨拶。中国、台湾、香港など海外メディアを含め約100名報道陣が駆けつけるなか「(ファンは)自分のことを忘れられてなかった」とホッとした様子。その一方、間もなく35歳になるが「まだ彼氏はいない。好きな人がいるが多忙でデートできない。これ以上(多忙が続く)だと、結婚できないかも〜」と、アジアをまたにかけて活躍する女優ならではの悩みを明かした。
1995年に来日後、日本で8年間バラエティ番組を中心に活動。「ここ(日本)は芸能生活で大切な場所。(当時ユニットを組んだ)ブラックビスケッツや(同僚の)ポケットビスケッツともライブをやって歌いたい!でも、未だに信じていないのは(当時共演した)千秋がお母さんになったこと。彼女に『何故、また独身?』と聞きたい! (キャイ〜ンの)天野くんの家にも行きたいし、皆に会いたい!」と語り、途中では誰に振られるでもなく「生麦生米生卵〜」と早口言葉を披露。鏡割りでは「コレ、お酒???」と匂いをかぐなど、見慣れた“天然っぷり”は変わっていなかった。
関係者によると、現在は台湾を拠点にしているが中国、香港などアジア全体で女優業が多忙なため、今回の来日も香港からの最終便の飛行機だったといい、明日には離日する。次回は、音楽プロデューサー・亀田誠治プロデュースによるシングル「Beautiful Day」をリリース来月3日前後に来日予定。また、本人曰く「1番プレッシャーが無くて楽しいお仕事」とするバラエティ番組からのオファーも、10件ほど寄せられているという。
今後についてビビアンは「映画出演をはじめ、時間があれば歌も歌いたい。(日本は)義母のような存在。19歳に来日してから8年間、ファンやマスコミなどが面倒をみてくれて、優しくしてくれたことは心の中で忘れていません」。途中では、親交の深いジャッキー・チェンからのビデオメッセージにウルッと来た場面もあったが、やはりお笑いの話題を報道陣から振られると、笑顔で「やっぱりバラエティに出演しないと、お笑いの方の名前も判らない。今はトークが多くて日本語の下手になった私には理解できない部分もあるけどね」と話すなど、再び愛くるしいキャラクターであるビビアンがテレビで活躍する日が近いことを示唆した。
なお、活動再開に併せて『スリムビューティハウス』の新CM(今月20日よりオンエア)に出演することも発表された。
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