『毎日かあさん』小林聖太郎監督、上海国際映画祭・アジア新人賞最優秀作品賞を受賞

『アジア新人賞最優秀作品賞』を受賞した小林聖太郎監督  [拡大する]

『アジア新人賞最優秀作品賞』を受賞した小林聖太郎監督 

 小泉今日子永瀬正敏 の元夫婦共演が話題になった映画『毎日かあさん』の小林聖太郎監督が17日、中国・上海で開催された第14回上海国際映画祭(6月11日〜19日)でアジア新人賞最優秀作品賞を受賞した。小林監督は冗談交じりに「(賞金を使って)とりあえず、今日は思いっきり、呑みたい」と喜びをあらわにした。

 同作は、漫画家・西原理恵子が自らの実体験をもとに、仕事と育児に奮闘する漫画家・サイバラと、アルコール依存症の夫・カモシダの離婚、復縁、そしてカモシダの死を通して、家族の絆を描いた物語。小林監督は「主演の小泉さん、永瀬さん、子役の2人(矢部光祐、小西舞優)が本当に素晴らしい演技をし、素敵な家族を作り上げてくれたおかげです。本当に感謝しています。そして同様に感謝の気持ちを原作者の西原理恵子さんにお伝えしたい」と話した。

 上海国際映画祭では、最高賞に当たる「金爵賞」と「アジア新人賞」の2つのコンペティションを設けている。「アジア新人賞」は、アジアの有望な才能を世界に紹介する目的で、映画祭主要賞として2004年に創設された。公開2作目までの監督の作品を対象とし、最優秀作品賞と最優秀監督賞(合わせて賞金30万元、約370万円)を選出、表彰している。今回は、橋本直樹監督の『臍帯(さいたい)』のほか中国、インド、フィリピン、イランの作品など、計9作品がノミネートされていた。

 さらに今回は、『リリイ・シュシュのすべて』で第6回金爵賞を受賞した岩井俊二監督が審査委員長を務めた。岩井監督は、小林監督の受賞理由について「審査員全員が感動し、意見がすぐにまとまった。ほのぼのとした中に笑いあり、涙ありという作品の内容に心を打たれた。審査員の間でも凄く評判が高い作品だった。次世代のエンターテインメント業界を引っ張っていく監督だと感じた」とコメントしている。

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