東宝、9年ぶりに社長交代 島谷能成新社長が就任会見

東宝の代表取締役社長に就任した島谷能成氏 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

東宝の代表取締役社長に就任した島谷能成氏 (C)ORICON DD inc. 

 東宝の代表取締役社長が9年ぶりに交代し、島谷能成新社長(59)が5月31日、東京都内のホテルで就任会見を行った。2002年より9年間、社長を務めた高井英幸氏は相談役に就く。

 島谷社長は「好きな言葉は“企画”。何か企て、具体的に画にしていく。映画、演劇、すべての仕事において、新しいもの、面白いもの、わくわくするものを企画として上げていく、風通しの良い会社にしたい」と抱負を語った。

 直近の課題として、3月10日より解体作業が始まった東京・新宿に所有する新宿東宝会館と、隣接する新宿コマ劇場の跡地の再開発を挙げたほか、10月までにグループのシネコンチェーン、TOHOシネマズの全てのスクリーンで、デジタル上映設備が整うことを受けて、「映画上映の装置がフィルムからデジタルに変わり、シネコンの使い方、使われ方が変わっていく中、3Dを含めてどのような作品、コンテンツを作り出していくかも課題」などと話した。

 島谷能成(しまたに・よししげ)氏 1952年(昭和27年)3月5日生まれ、奈良県奈良市出身。京都大学文学部史学科卒、1975年東宝入社。東宝レコード(出向)、映画宣伝企画室、取締役映画調整部部長などを経て、2011年5月から代表取締役社長。宣伝部時代には日本初の南極ロケを行った『復活の日』(深作欣二監督、1980年)、『連合艦隊』(松林宗恵・中野昭慶監督、1981年)、『ひめゆりの塔』(今井正監督、1982年)、『居酒屋兆治』(降旗康男監督、1983年)。映画調整部時代には『夜叉』(降旗康男監督、1985年)、『四十七人の刺客』(市川崑監督、1994年)、『模倣犯』(森田芳光監督、2002年)などを担当した。

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