楽天、本拠地開幕戦で初勝利 マスターズ出場の松山英樹が始球式

始球式に参加した、ゴルフ界の新星・東北福祉大学2年の松山英樹 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

始球式に参加した、ゴルフ界の新星・東北福祉大学2年の松山英樹 (C)ORICON DD inc. 

 プロ野球・東北楽天は29日、今季初めて本拠地の仙台・Kスタ宮城で試合を行い、田中将大の完投でオリックスに3-1で快勝した。始球式には男子ゴルフ・マスターズで日本人初のベストアマに輝き一躍注目された東北福祉大学2年の松山英樹が登場、「すごく緊張しました。野球をやったことがなく、きょう初めてマウンドから投げました」と初々しく感想を語った。

 試合前の復興宣言セレモニーでは星野監督、村井宮城県知事、ルース駐日米大使、三木谷球団会長があいさつ。村井知事は「いつまでも下を向いているわけにはいきません。県民の皆様の力をお借りして、前を向いて進んでいきたいと思います」と力強く宣言した。

 両チーム選手、2万613人の満員の会場が全員で黙とうし、宮城県で活躍するタレント・さとう宗幸らが国家斉唱。さとうは「緊張しました。志津川中学校の二人と歌って、志津川の皆さんにも(思いは)届いたと思います」と振り返った。

 試合後のセレモニーでは嶋基宏選手会長がスピーチ。避難所を訪れた際に被災者から「おかえり、私たちも負けないから頑張って」と励まされたと振り返り、「そのとき、僕たちは何のために戦うのかがはっきりしました。1ヶ月半の間にわかったことは、誰かのために戦う人間は強いということ。東北の皆さん、絶対に乗り越えましょう。今このときを乗り越えた向こう側には明るい未来が待っているはずです」とメッセージを送った。

 星野監督は報道陣に向け、「ホッとせんように、今の緊張感はずっと持ってほしい。目の前のゲーム一つひとつを丁寧に必死に戦う。その繰り返しじゃないかな」とつかの間の笑顔。田中投手は「最後は、勝ちたいんですけど終わりたくないなぁって思った。この空間にいることが、野球人として幸せを感じた」と振り返った。

 スタジアムの外でも、選手を後押しするように復興支援活動が行われた。石巻市の小中高生のボランティア団体・WMI(We Make ISHINOMAKI)による特産物の販売や募金活動をはじめ、宮城県の観光PRキャラクター・むすび丸はこの日が震災後初めての仕事復帰。かわいらしさを存分に振りまき、写真撮影や名刺配布などPRに努めた。

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