ベルリン国際映画祭で快挙 日本映画が3年連続で国際批評家連盟賞を獲得

ベルリン国際映画祭に参加した瀬々敬久監督(左から2番目)と撮影の鍋島淳裕さん  [拡大する]

ベルリン国際映画祭に参加した瀬々敬久監督(左から2番目)と撮影の鍋島淳裕さん 

 10日よりドイツで開催中の『第61回ベルリン国際映画祭』フォーラム部門に正式出品されていた、映画『ヘヴンズ ストーリー』(瀬々敬久監督)が国際批評家連盟賞を獲得した。これで、同映画祭での国際批評家連盟賞の受賞は、2009年『愛のむきだし』(園子温監督)、昨年の『パレード』(行定勲監督)に続き、3年連続となった。

 フォーラム部門は、革新的な作品や新しい映画作家の作品を上映する部門で、1969年に映画祭の保守化に対する補助プログラムとして始まった部門。同作は上映時間が『愛の〜』の237分よりも長い278分、4時間38分の超長尺であるにも関わらず、全3回の上映チケットがすべてソールドアウトとなる人気ぶりをみせた。

 最初の上映に立ち会った瀬々監督はすでに東京に戻っており、今回の受賞の知らせを受け「小さな思いが結集して大きな力になって世界まで届くことが出来たと考えるだけで大変嬉しい」とコメントしている。

 同作は、家族を殺された幼い娘、妻子を殺された若い夫、一人息子を育てながら復讐代行を副業にする警官などを中心に、20人以上の登場人物が複数の殺人事件をきっかけにつながっていく11年間の物語。瀬々監督は「日本人の僕たちがどう生きるべきかを考えながら作ったこの映画が、世界の場で上映され評価をいただいたことを感慨深い」と話していた。今回の受賞を受け、全国各地でのアンコール上映も決定している。

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