吉田鋼太郎・一路真輝で若年性アルツハイマーを描く舞台、7月に上演決定

主演を務める(左から)吉田鋼太郎、一路真輝  [拡大する]

主演を務める(左から)吉田鋼太郎、一路真輝 

 俳優・吉田鋼太郎(52)と女優・一路真輝(46)主演で、若年性アルツハイマーにかかった夫婦の人間模様を描く音楽劇『リタルダンド』が7月に上演されることが26日、わかった。働き盛りの40、50代で発症し高齢者より進行が早く、仕事、家庭、社会に及ぼす影響も多大な同症状。近年増加傾向にあると言われ、それを支える人や葛藤、愛を描いたドラマや映画も数多く作られるなか、数々のミュージカル作品で高い評価を受けるG2の原案・演出、人情味のある喜劇を得意とする中島淳彦の脚本で舞台化に挑む。

 「最愛の人が壊れてゆく。ちょっと待ってよ、止まれとは言わないから。時間よ、お願い、リタルダンドで。」というコピーが印象的な同舞台。若年性アルツハイマーに見舞われた夫と、その看病のために自宅を職場にした妻、そこに集まる親族や隣人たち。明るく笑いを絶やさず症状と向きあうなか、日ごとに増していく病気の恐怖。くじけそうになる夫婦の真実の姿、やがて訪れる奇跡とは。人間模様の切なさ、愛しさを心に響く音楽とともに描き出す。

 リタルダンド音楽用語で“テンポを次第に落とす”という意味であり、少しでも進行を遅らせてほしいと願う家族らの思いを見事に表した。演出家・G2は「あるドキュメンタリーを見て以来、10年近くも温め続けていた企画がついに実現します」と力を込め、「人間という奇跡の存在は、いかに“記憶”というものに支えられているか? そんなことを、笑いながら、そして泣きながら感じていただける作品になれば幸いです」と作品に込めた思いを明かす。

 キャストについて、G2は「あなたは、愛する人がどれほど変貌しても、まだ愛し続けることができますか?」というテーマを「肩肘はらずに表現するには、このお二人しかいない」と、吉田と一路の実力派ミュージカル俳優を起用。二人を軸に高橋由美子伊礼彼方、松下洸平、山崎一らが脇を固める。7月より東京・渋谷のパルコ劇場で上演。

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