仕事へのやる気強い「ゆとり世代」、働き方は4タイプ


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 インテリジェンスが運営する求人情報サービス「an」は3日、15〜22歳の「ゆとり世代」男女を対象にアンケートとインタビューを実施しまとめた「就業意識調査」を発表。“内向的”や“指示待ち傾向”と言われる同世代だが、仕事に対して【お金以外のものも得られると思う】と考える人は7割強となり、かなり前向きな姿勢を持っていることがわかった。働き方を分類すると【自己中ハリキリスト】、【慎重ためらイスト】【こつこつ指示マチスト】【流され甘んジスト】の4タイプに分かれると同社は分析し、その傾向を知った上での新人育成が“強い戦力を育てる”としている。

 仕事に対する考え方について、2010年3月時点に22歳の男女488人にアンケートを実施したところ、【仕事を通して、お金以外のものも得られると思う】は74.0%と全体の7割を占め最多。次いで【将来に不安を感じる】(56.8%)、【ひとつの仕事を長く続けたい】(55.5%)と続いた。長引く不況により将来への不安を抱えた人が多い一方で、働くことで得られる対価は金銭だけではないとする、仕事に対して前向きな姿勢も伺えた。

■ゆとり世代の働き方は4タイプに分類

 また「ゆとり世代」の意識を把握するため、仕事に対する考え方について16歳から22歳の男女22名に行ったインタビューでは、「自分の意見に忠実」と「周りの意見に従順」という縦軸と、「成長を好む実行派」と「安定を好む現状維持派」の横軸からなる、大きく分けて4つのタイプを打ち出した。

1.自己中ハリキリスト
自分の意見に忠実かつ、成長を好む実行派。「自分に合う仕事を見つけるために、数多くのサイトを毎日欠かさず全部見る」(19歳/女子大学生)など自分のこだわる部分には積極的に行動する。

2.慎重ためらイスト
自分の意見に忠実かつ、安定を好む現状維持派。「受付などやってみたいが、自分には難しそう」(20歳/女性フリーター)など、やりたいことはあるが、挑戦をためらう。

3.こつこつ指示マチスト
周りの意見に従順かつ、成長を好む実行派。「親が見つけてくれたので、バイトに応募した」(18歳/女子高校生)など、言われたことは真面目に行う。

4.流され甘んジスト
周りの意見に従順かつ、安定を好む現状維持派。「やりたい職種は特になく、変なものじゃなかったらなんでもいい」(16歳/男子高校)

 ひとくくりにされがちな「ゆとり世代」を、仕事への取り組みの姿勢から4つのパターンに分類した今回の調査。これにより、タイプに合わせた育成方法の見極めこそが大切であり、それにより強い戦力に育てることができると同社は分析している。上司や先輩となる人は、それぞれの特性に合わせた育成を心がけ“短所を長所に変える指導力”が求められているといえそうだ。

【調査概要・インターネットリサーチ】
■調査対象:北海道、首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)、東海(愛知)、関西(大阪、京都、兵庫、滋賀)、九州(福岡)在住
かつ1年以内に非正規雇用に就業した22歳の男女
■調査時期およびサンプル数:2010年3月(サンプル数 488名)

【調査概要・インタビュー】
■調査手法:対象者を会場に招いて1対1のパーソナルインタビュー
■調査対象:首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)に在住
かつ 1年以内に非正規雇用への就業経験または求職活動経験がある15〜22歳の男女を同条件の23〜34歳の男女と比較
■調査時期:2010年7月
■サンプル数:37名(うち、15〜22歳は22名)

※尚、本文における「ゆとり世代」の定義は、1987年4月2日生まれ(2003年度の第1学年から学年進行で実施された学習指導要領における高校教育をはじめに受けた年代)以降を定義している。


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