辻仁成監督明かす “芝居をする猪木”に妻・ミポリン感涙

(左から)アントニオ猪木と辻仁成監督 (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

(左から)アントニオ猪木と辻仁成監督 (C)ORICON DD inc. 

■そのほかの最新写真ニュース一覧はこちら

 元プロレスラーのアントニオ猪木氏が5月31日、都内で報道陣の囲み取材に応じ、初主演映画『ACACIA(アカシア)』の撮影を「一番のこだわりは泣くシーン。(8歳で亡くなった)娘のことなど、いろいろな事を思い浮かべて感情を入れ、泣かせてもらった」と振り返った。同作は辻仁成監督の6年ぶりの新作。辻監督は「日本の父性の代表。猪木さんしかいない」と主演に抜擢した。撮影現場には妻で女優の中山美穂も見学に訪れたようで、「(芝居をしている)猪木さんを見て、大泣きしていた。彼の存在感そのものがこの作品の大きな要素になっている」と話した。

 同作は、元覆面プロレスラー・大魔神と孤独な少年・タクロウが、ひょんなことから親子のように暮らし始め、父の愛とは何かを問いかけるヒューマンドラマ。2008年に函館で全編撮影され、昨年の第22回東京国際映画祭コンペティション部門への正式出品を経て、ようやく6月12日より全国公開される。奇しくも自身のデビュー50周年と初主演映画の公開が重なった猪木氏は「強運なんです。僕も、監督も」と笑顔をのぞかせた。

 そうかと思えば、猪木氏は突然大声を張り上げ「バカヤロー」。その後、小声で「と、監督に怒られることはなかった」と話した。むしろ辻監督のほうが「怒られるのではないか」と演出にもビクビクしていたようで、「撮影の最終日に、一発、ビンタをいただいた」と痛みを思い出すかのように頬を抑えた。逆に辻監督がピリピリしている時は「猪木さんが冗談を言ってくれて、助けてくれた。ありがとうございました」と改めて礼を述べた。

 猪木氏は「初めて映画に出演させていただいて、期待に添えるか不安もありましたが、いかようにも料理してくださいと、自然な形で淡々と演じました。共演の子役の林凌雅くんが天才だった」とたたえ、またも大声で「見にこいよ。見ればわかる」とアピールしていた。


 持田香織持田香織と原田郁子とおおはた雄一

タグ
CS編集部 Facebook オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について