【働きビト】「サービス残業」や「有給不消化」 “ブラック会社”と感じる瞬間


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 社会人の常識・非常識から恋愛事情まで、様々な分野でのスタンダードを探るコラム、ORICON STYLE『働きビト』。時をさかのぼる1947年3月27日は、日本で労働基準法が成立した記念日。制定から今年で63年を迎えるが、世界的不況が問題視される崖っぷちのこのご時世、昨年映画化もされ話題を呼んだ『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』(新潮社)のように、時には無茶を強いられることもあることだろう。そこで、第32回目は“自身が“ブラック会社”に勤めているかもしれないと感じる出来事は?”と題し調査したところ【サービス残業】(1位)や【有給や休みが取れないこと】(4位)といった不満が上位に。この不況下を生きる社会人たちのノンフィクションの現状が浮かび上がった。

 会社に対して違和感を感じる出来事は世代別、男女別に見ても【サービス残業】が圧倒的。職務に就いた以上多少は仕方がない部分もあるが、あらかじめ報酬がないとわかっていればモチベーションも下降線をたどってしまう。「仕事が終電に間に合わないことはしょっちゅう。深夜の2〜3時位まで仕事をすることも……」(大阪府/20代/女性)のように、厳しい惨状を語る人が多い中で「今日びどこでもこんなものでしょうね」(千葉県/20代/男性)とあきらめの声も寄せられている。同様に生活に欠かせない“お金”が関わる問題として3位には【給与に関する不正】も挙げられた。

 続く4位にランクインしたのは【有給や休みが取れない】という悩み。日本は、アメリカやイギリスなど他の主要国と比べると“休みたいけど休めない”傾向にあるようだが、「なかなか休める仕事ではないので、有給が使いにくい」(広島県/30代/女性)、「中小企業だと有給制度がしっかりしていない所が多い気がする」(神奈川県/20代/女性)などと、これらの回答が目立っていることからもその現状が確認出来る。また、設けられてはいるが実際のところ十分な時間が取れていないと【休憩がない】という叫びも8位に。

 そのほか、仕事の理解者であり良きパートナーでもあるはずの【上司が最悪】(6位)だったり、体調を崩す原因にもなりかねない【徹夜】(7位)の作業。「続けたい仕事でしたが精神的に辛くて辞めてしまった。今は無理をしてでも働いておけば良かったと後悔している」(東京都/30代/女性)と、大人社会でも存在する【いじめ】(10位)問題に頭を抱えた経験がある人も。

 気持ちよく仕事が出来るかどうかは、職場の環境が大きく左右するもの。景気停滞の影響などで社会人たちにとって過酷な状況であることは未だ変わらないが、日々に楽しみを見出しながら何とかこの時代を乗り越えていきたいところだ。

【調査概要】
調査期間:2010年2月25日(木)〜2010年3月2日(火)
調査対象:計800人(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員で有職者の未婚20代、30代の男女 各200人) 調査方法:インターネット調査

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